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ブルセラ・ファガロイデス実生記録(2023.5.5〜)

実生は、暮らしの解像度を上げる気がする!

最近は灌木実生がとても捗る!ボスウェリア・ネグレクタに引き続き、人気種「ブルセラ・ファガロイデス」の実生に挑戦したよ。

ブルセラって下ネタじゃないよ!木の名前だよ!

ブルセラ・ファガロイデスは、北米原産の木なんだそうだ。大きくなると樹皮がぺりぺり剥がれてくるらしい。確かに筑波実験植物園で見たブルセラ科の木はぺりぺりしていた。

(筑波実験植物園のレポートもそのうち記事にしないとね。)

お香の木、パロサントの仲間だよ

皆さんは「パロサント」って知ってるだろうか?中南米かな?原産の、聖なる木のこと。その木片を燃やして、煙の香りを楽しんだり、空間を浄化するためのものなんだそう。

前に彼女が焚いてくれたんだけど、部屋が焚き火の後みたいになった。やりすぎには注意だね。

本題に戻ると、この「パロサント」がまさにブルセラの仲間なのだそう。だからきっとブルセラファガロイデスもいい香りがするに違いない。

さあ、種を蒔こう!その前に、事前準備。

いつも通り、種を蒔く前に、約24時間ベンレート溶液で消毒と吸水をさせる。種を購入した時のジップロックにそのまま注水するのが便利だ。ただし、消毒はできてる感じがするのだけど吸水はしてないかも。ブルセラの種は硬い。分厚い。
でも表皮の薄皮は剥けたみたいだ。よしよし。

準備OK!蒔きましょう!

今回は、苗床にモンソニア・ムルチフィズムの実生をした時に失敗した子たちの、いわば「事故物件」を使う。もちろん非推奨だよ。

用土は変えてないけど、軽石メインのオリジナル配合。

発芽にはやはり湿度が大事な感じがするので、その辺にあったseriaのトレーで蓋をする。でもこれは失敗だったなあ。

そして、鉢を温めるためにレンズヒーターを巻く。これで結構表土の温度が上がる。

水やりはいつも通り底面給水の腰水だ。基本的に水を切らさぬよう継ぎ足しをする。

発芽するまでドキドキ

芽が出た!(2023.5.15)

播種から10日目、二つ芽が出た!

双葉がかっこいい

全部で10粒蒔いたが出てきたのは2つだけだった。相変わらずアガベに比べれば発芽率はなかなか厳しい。それでも、はるばる遠くの国から来て、僕の目の前で命の芽吹きを見せてくれるのは何よりも嬉しい。命って感じだ。

この種を破るパワー!!この瞬間にドーパミンどばる

なんとか山場は超えた!(2023.6.20)

無事にこの二人は大きく育って、幹に力が出てきた。

でも、手前の子はだいぶ伸びてしまった。これは先に述べた蓋のせい。seriaのトレーはすりガラスのようになっているので、光を通さない。発芽した後もつけっぱなしにしていたらその間に光不足で徒長してしまったようだ。

保湿は透明のものが良さそう。

右が太くなってきたし、表皮はブルセラらしくなってきた(2023.7.5)

LEDライトまで到達し、葉焼けギリギリのところでどんどん新芽が小さくなっていってる。これ以上伸びるのを防げているような反面、本当に大丈夫か?と心配している。縦に伸びず横に太っていっているような気がするのでしばらくはこのまま様子をみようと思う。

ノビロイデス

モサモサです(2023.8.1)

さてさて、今回はこんな感じ。最後まで読んでくれてありがとう。

また来月くらいに写真を追加しようと思うのでたまに覗いてね。

実はこの実生エントリ、すでに先人がたくさんいることもあり、失敗したら恥ずかしいのでちゃんと芽吹くまでなかなか書けない。(だからこの記事も播種から2ヶ月経ってやっと書いてる)

でも、最近「記事見ました!参考にしてます!」とか声をかけていただくようになってとっても嬉しい。

今はボスウェリア・サクラに挑戦中です。

こちらも実生エントリ書くからお楽しみに📝

それでは👋

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