ちょこっと経営学 ふりだしにもどるではなく、技術力にもどる「MOT」
皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、サラリーマンであり、生産性を向上させることにしか興味の無いGyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として紹介していきます。
今回は、MOT(技術経営)です。MOTとは、技術的な知識をどのように管理し、役立てていくのかを示します。
つまり、MOTは技術力をベースにして研究開発の成果を効率よく商品・事業に結び付け、経済的な価値を実践的につけることを示します。
技術に立ち返り、開発・商品・事業へと攻勢をかけていくといったところでしょうか。
MOTといえば、富士フィルムが有名ですね。富士フィルムは、急激に縮小した写真フィルム市場の中、「自社の強み」に立ち返り、「技術の棚卸」という検討を進めました。
そして、フラットパネルディスプレイ用光学フィルム事業、化粧品・サプリ事業、タッチパネル用透明導電フィルム事業、チェキ事業、データストレージテープ事業、産業用インクジェット印刷システム事業など多くの新規事業を生み出しました。
では、GyakkonのMOT活用例は動画から。