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ちょこっと経営学 「生産性のジレンマ」VS外部環境+How・What

皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、サラリーマンであり、生産性を向上させることにしか興味の無いGyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として紹介していきます。

今回は「生産性のジレンマ」と、そのもたらすリスクに対するGyakkonが実践しているリスクヘッジについてお話します。

生産性のジレンマは、「生産性の高い工場ほど、新たな製品のアイデアは出にくく、反対に、生産性の低い工場は新たな製品のアイデアが出やすい」という傾向があるということです。ハーバード・ビジネス・スクールのウィリアム・J・アバナシー教授により提唱されました。

生産性のジレンマは次のように起こります。
1.効率性を追求すると無駄をなくさないといけない。
2.目的が一つに定まっているときには、全員が一つの目的に向かって一直線に進むのが望ましいので、これが効率性を生む。
3.一方、新たな事業や製品を開発するために様々なトライ&エラーを行う。
4.イノベーションは様々な寄り道や失敗を繰り返すことでしか見いだすことができないので、生産性とイノベーションがトレードオフの関係になってしまう。 
5.このトレードオフは、以下の図のようになる。これが生産性のジレンマである。


つまり、開発が完了すれば、次は量産に向けてブラッシュアップに全集中する。そのうち、どちらも確立されて落ち着いてくるってことです。

ここでやっかいなのは、外部環境の変化です。特に最近の経済は、デフレやコロナやスタグルレーションやらで、とにかく振り回されますよね。ですから落ち着いても、一晩変れば全く違う風景になっていたなんてことはしょっちゅうなんです。

では、生産性のジレンマに対して行っているGyakkonのリスクヘッジは動画から。


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