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ちょこっと経営学 「組織と戦略の関係」はPhaseによって決まる
皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、これまで、さまざまな分野で営業を経験し、現在、サラリーマンとして、生産性を向上させることにしか興味の無いGyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として紹介していきます。
今回は「組織と戦略の関係」についてと、Gyakkonが2つのロジックをどのように使っているかをお話します。
「組織と戦略の関係」には、2つのロジックが存在します。
1つは、アルフレッド・チャンドラーの「組織は戦略に従う」です。
もう1つは、アンゾフの「戦略は組織に従う」です。
まずは、1つ目の「組織は戦略に従う」について。アルフレッド・チャンドラーは、デュポン、ゼネラル・モータース、スタンダード石油ニュージャージー、シアーズ・ローバックの四社の経営史をまとめ、企業の規模拡大を伴う戦略が事業部制を生み、戦略が決まらなければ必要な組織構造も決まらないとしています。
一方、2つ目の「戦略は組織に従う」について、戦略的経営の父と知られ、応用数学および経営学者、事業経営者であったアンゾフは、チャンドラーが「組織は戦略に従う」を説いた17年後の1979年に、「戦略は組織に従う」を説きます。いわゆる逆説をアンゾフは説いたわけです。
これには、第2次世界大戦後、企業を取り巻く外部環境の変化が早くなり、変化対応に許された時間が短くなっていること。そして、経営者たちの経営知識へのアンテナが非常に高まってきたことが大きく影響したと言われています。
では、この2つのロジックのGyakkon活用例は動画から。