ちょこっと経営学 平準化したいなら「コンピテンシー」
皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、これまで、さまざまな分野で営業を経験し、現在、サラリーマンとして、生産性を向上させることにしか興味の無い
Gyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として
紹介していきます。
今回は人材活用手法のコンピテンシーを、Gyakkonの活用例とともに
ご紹介します。
コンピテンシーは、
「優れた成果を創出する個人の能力・行動特性」であるとか、
「高業績者の行動特性」などと訳されていて、
企業などで人材の活用に用いられる手法です。
この手法は、アメリカ・ハーバード大学のマクレランド教授(心理学専門)が、1973年に学歴や知能レベルが同等の外交官に業績の差が出るのはなぜかを研究し、知識、技術、人間の根源的特性を含む広い概念として
発表しました。
日本では人材育成によく使われていて、
職種別に高い業績を上げている従業員の行動特性を分析し、
その行動特性をモデル化して評価基準とし従業員を評価することで
従業員全体の質の向上を図っていたりします。