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高橋優ツアー2025「ARE YOU HAPPY？」山梨　感想（ネタバレ,辛口あり）

虎杖（残骸）

　

高橋優ツアー2025「ARE YOU HAPPY？」の山梨に参戦しました。
できるだけ早く描きたくて、特に文章の推敲もしていないのでかなり読みにくい部分もありますがご容赦願います。

以下感想になります。セトリや演出のネタバレがあるほか、辛口なコメントが一部含まれますので、それらを見たくないという方はブラウザバック願います。 　 　

　16:50ほどに会場に到着
　開演の17:30まで時間がありましたが、さっさと座りたかったのでトイレをして入場。
　横の小便器を使ってたおじちゃんが「んんっ！！」「ああ！！」「うおおお！」と喘ぎながら放尿していて、俺もこの後のライブに向けて気合を入れようと思った。

　自分の席はほぼ一番後ろの一階席の20後半列だったが、そんなに大きなホールではないのでステージを近くに感じることができた。

　ステージ後方には三つに分かれたスクリーン。フライトのタイムテーブルを模して、16:54とか18:24とかの数字の横にアルファベットで書いた歴代ツアーの名前。ちゃんと年代順になってて、最後の方の20:02とかは一顰一笑ツアーが書いてあった。そんで、開演時間にあたる17:30のところには「ARE YOU HAPPY？」の文字。
会場内のSEには、「幸せ」や「HAPPY」にまつわるJ-popが流れていた。
「幸せはー歩いてこない〜」の「三百六十五歩のマーチ」やはっぴいえんどの「風をあつめて」や、名前はわからないけどもハッピーバースデーいうてるやつとかジャニーズのやつとか。

開演直前になると、「幸せなら手を叩こう」が流れてて、みんな笑いながら合いの手をして次第に会場内が盛り上がっていく。

そして、ほぼ定刻に会場が暗転。ノイジーでダークなSEが流れ、バンドメンバーが登場、そのままニュルっと高橋も登場。珍しくアコギではなく、レスポールを装着。5,4,3,2,1のカウントダウンがスクリーンに流れそのまま1曲目へ。

１曲目は「BRAVE TRAIN」
スクリーンにはどこかのサイケな空間を通り抜けていく１人称視点の映像。
個人的にこの曲は2曲目に来ると思っていたのでかなり意外。イントロを激しめに掻き鳴らす高橋が少しかっこよかった。
どうせ今shortで公開してるMVを垂れ流すんだろうなーって思ってたので少し見直したぞ高橋。てかスカートみたいな衣装履いてた、野田洋次郎に憧れたのか？？

2曲目は「現実という怪物を戦うものたち」
イントロが流れた瞬間ちょっとざわついてた。
個人的に少し聴きたかった曲なので結構嬉しかった。
ロードムービーツアーではテレキャスを使っていたが、今回は１曲目と同じレスポールを使っていた。

3曲目は「こどものうた」
doveに持ち替えてすぐにAm7→D7の鬼ストローク。みんな大喜び。俺も大喜び。
「それを何に使うんですか先生？」のところ「それ　　をなにーに使うんですか先生」と歌うのが高橋のマイブームなのだろうか？？
あまりに久しぶりの参戦すぎたからか、小さいホールだったからか、それとも後ろの方の席だったからかわからないけれど、バンドの音圧が少し弱く感じた。正確に言えばベースやバスドラの低音が小さかった、逆に高音はハウリングしてて耳が痛かった。
でもなんだかんだ二番のパートを口パクしちゃうくらいには自分も興奮気味に。

その後のMCは恒例のアルバムの説明とか、アルバム聴いたやつ挙手しろとか。

４曲目は「明日から戦争が始まるみたいだ」
確か黒doveだったと思う。ブルースハープを弾きながらフォーキーに引いてた。はっちゃんはタンバリンしてた。
バスドラムを使った爆発音の再現はしてなかった。（聞こえなかった？？）ちょっと楽しみにしてた箇所だから残念だった。
サビ終わりの「愛してる」のとこ結構強めに叫んでてよかった。
この曲はスクリーンに映像ほしかった。

５曲目は「あいのうた」
行きの特急でランダム再生してたら流れてきて、今日聞けるかな？でもあいつ最近の曲やらなそうだなーと思ってたとことだったので、個人的に歓喜。Amのアコギカッティング最高。５フレットルートの形で弾くのね。

６曲目は「微笑みのリズム」
MC終わりの4曲は戦争とか災害繋がりの曲が多いのかと確信。
この路線の高橋は結構いい曲が多いので少し期待した。
てかサビの５拍子結構むずい。手拍子全然上手くいかなかった。
そういえばこの曲も行きの電車で聴いたなぁ、5曲くらいしか聴いてない気がするけどシャッフル再生有能だったかも

7曲目は「はなうた-pray for Akita」
　この曲聴きたかったな。最高。
　2番の歌詞が本当泣きそうになんだよなぁ。
　スクリーンには2023年の秋田の大雨被害の写真。実際にボランティアに行った高橋が撮ったのかな？？

MC
一言で言うと「富士急と格闘した高橋（とかっさん達）」
戦慄迷宮に入るため二日に渡って格闘した40代男子たちのお話が聞けました。
はっちゃんに似顔絵プレゼントしてたよ


８曲目「オープンワールド」
特質することはないけど、着席からの睡魔に襲われてちょっと辛かった。

９曲目「ORION」
ここ一階席の後ろの方だけみんな立ち上がってて、前の方は全員着席という不思議な感じになってて笑った。
特質はしないけれど、まぁ、ちょっと複雑な気持ちで聞いてたな。
ちょっと、真っ直ぐにこの曲を受け止めたかった気持ちもある。
これは当初から抱いてる気持ちだけど。

10曲目「spotlight」
半分だけ起立している一階席を見かねて（？）高橋が再び着席を促す。ここもちょっと面白かった。
指パッチンしようかと思ったけれど、貧弱すぎて音が鳴らなかったので手拍子軍団に加勢しました。

11曲目「青春の向こう側」
個人的に新譜の中で一番聴きたかった曲。ここで来るのはかなり意外だった。スクリーンにはサッカーや野球、チアリーディング、カヤックに勤しむ少年少女の映像。場面がめっちゃ変わって情報量が多くてあまり曲に集中できなかったのが少し残念だった。
「だれかに笑われてしまうより自分で自分を笑わぬように」のとこ、少しグッときたものがあったよね

MC 
デビューから15年、いろんな出会いがあったと同時にもう２度と会えないという形の別れもあったという内容

12曲目「かくれんぼ」
この曲から三つ分かれていたスクリーンが合体していた。
ロードームビーツアーの「シーユーアゲイン」風に歌う高橋。
スクリーンには歌詞再現のアニメーション
横のおばあちゃんがずっと小さい声で口ずさんでいて、いろんなことを想像して少し胸が苦しくなってしまった。元気でいろよおばあちゃん。

13曲目「キセキ」
この曲は絶対ラストだと思っていたので本当に驚いてしまった。
「かくれんぼ」の重いムードからこの曲の流れはかなり感じるものがあった。このライブで一番心にきたのはこの曲だったかもしれない。
映像には、スタオバの「ありがとう」っぽい映像。サビの情景描写に合わせた映像がBSのNHKぽくて少しだけシュールだった。

14曲目「雪月風花」
この曲で「旅人」来たら泣くなぁ…と思ってしんみりムードに浸っていると、高橋が空気を読まず暴走。
そこそこ歪んだレスポールで、オクターブ奏法のよくわからないフレーズを弾いていた。彼はお世辞にもエレキギターが上手いとは言えない。
高橋大暴れソロの終盤に、「雪月風花」のリフを弾き始めた。結構ミスしてた。池窪に弾いてもらったほうが良かったのでは…とアワアワしてたが、そのまま曲に突入。ここで全員起立。
Aメロのアニメオープニング感が最高すぎるんだよなあこの曲。バンドで聴きたかった曲なので結構嬉しかった。でも、「旅人」聴きたかった。

15曲目「ルポルタージュ」
ここで高橋は某黒のj-45に持ち替える。そのまま「ルポルタージュ」のイントロスラップへ。客席も結構「うおお！」ってなってた。
少し話がズレるかもですが、優くんのアコギ単体のフレーズの時にプリアンプとかイコライザーで低音を盛らないのってなんでなんでしょうか？「あいのうた」のイントロとかもそうですが、スラップとかカッティングが音源と比べてペチペチ感のあるフレーズになっていて少しうーんってなっちゃったんですよねー
曲の話に戻ると、2番の「フラッシュの点滅に〜」のとこ、照明がスタオバの再現になってて最高だったなぁ

16曲目「WINDING MIND」
はらっつぇーの時みたいに踊らせてくるやつ。
スクリーンのゆうたろう人形と同じに踊れよ！！！と叫ぶ高橋（誇張）
サビで太⚪︎の達人のパクリ映像が流れてて笑った
17曲目「高野豆腐〜どこか遠くへ〜」
イントロが流れてどよめく会場
ただ、、、、、スタオバの映像使い回しかよ！！
サビの合唱は楽しかった。
18曲目「明日はきっといい日になる」
サビの合唱は楽しかった。
19曲目「リアルタイムシンガーソングライター」
和声さんが優雅なバイオリンを弾く中、高橋は奥の箱からスカジャンを取り出す。
Aメロが終わると同時に、スクリーンにはMVが流れ、激しめのムードへ。
イントロはニルヴァーナのスメルズのオマージュになってるこの曲。
この曲はどこに入ってくるか本当に予想がつかなかったけれど、確かにここは綺麗だと思った。
ぴょんぴょん跳ねた。

MC
今日ありがとう！！頑張ってるお前らに俺らからの喝采を送る！！的な内容
20曲目「現下の喝采」
「キセキ」と「青春の向こう側」を使ってしまったので最後の曲の候補がこの曲しかなかったので結構納得。でもあんまり最後の曲って感じがしないな…
スクリーンの映像が、、、ちょっとダサい…（ほんまに個人お感想）
スタオバの「プライド」風に過去の高橋の写真を、変な銀河鉄道が巡回するみたいな映像。なんなら「プライド」と同じ写真結構多かった気がする。

アンコール
21曲目「虹」
またファーストテイクとかのメガネミステイクネタしてた。今回は富士急で買えるやつ。ダッチさん「お前いいかげんにそのネタやめぇや！！！」ってキレ顔で言ってほしい、あんたにしか頼めないんだ。

ファーストテイク風に「ミステイクしちまった…だけどお！！」
から虹のイントロへ。
ちくしょう。これツアー全公演やるつもりだぞ、高橋のやつ…
あと28公演も？？？？？あと半年近く？？？？ダッチさん、頼んだぞ。

照明が虹色になりいつものやつ。中学生の時結構聞いたから懐かしくなったなぁ

22曲目「福笑い」

まだまだ行けるかあああ！！？？？
からの福笑い
ラスサビの合唱は結構熱かった。
ただ、もうちょいディープな曲が聴きたかったかな

23曲目「リーマンズロック」
最近のツアーはしばらくこの曲をやってなかったので、今日は聞けるのか結構心配しながらきたんだけど、高橋が例のストラトに持ち替えたのを見て安心。
ずっと聴きたかった生のリーマンズロック。中学生ぶり。１サビのバスドラって、同期で流してたのかな？なんかスカスカの音しか聞こえなかった。
２サビ終わりの間奏中に「案外皆さんが歌ってる声聞こえてますから！」って高橋が急に言い出した。これって珍しいのかな？
「ロックンロールを〜」のところが個人的にすごく好きな部分、やっと生で聞くことができて本当に幸せだった。
ラスサビの大合唱も本当に最高だった。近くにいたおじちゃんが大きい声で歌ってるの見てグッときたな

ただ、映像がスタオバのやつの使い回しだったのは結構残念だった。新しい映像見たかったな。リーマンズロックの映像本当に最高なんだよ、新作見せてくれ。

最後に

正直にいうと、色々うーんと思うところは多かった

武道館弾き語りでやったみたいな結構ディープな曲のバンドライブをみたいし（freestylestrokeっぽいやつ、１５周年ライブに期待）、映像も演出も過去に見た感じのやつとか過去の使い回しがいくつかあったり、バンドのソロパートがなかったり、音響が少し物足りなかったり、結構予算降りてなさそうだったり。。。

これも、時代が変わったり、自分が変わったり、高橋優が変わったりしたことだから、仕方のない部分は多いだろうけどね

ただ、彼のライブに、紆余曲折あって5年ぶり（最後に来たのは中学生の時）に来れたことがまず何よりも幸せに感じるし、観客みんなで合唱したり、曲が始まってざわついたり、自分が何度もDVDで見たり記憶の中で反芻してきたライブの風景を再び見ることができて正直本当に嬉しかった

またいつか、１５周年の時にでも行けたらいいな








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