第30節 メヘレンVSアントワープ
年明けの1試合目、かつアントワープは監督辞任後の初戦。
メヘレン3-0アントワープ
得点:(メ)スクーフス(59分)ハイレマン2(62分、67分)
【メンバー】
メヘレン
GK:セーレン
DF:ビーカー、ペール、バトー、ウォルシュ
MF:ストーム(78’カマルゴ)、ファン・ダンメ(87’ヴェルナーソン)、スクーフス、ハイレマン(79’カヤ)
FW:エングバル(79’ヴランクス)、ムラブティ(72’シェヴド)
アントワープ
GK:ビランヴァンド
DF:デラート、バテュバンシカ(81’ジェラン)、セック
MF:ルカク(64’ユークレロー)、ハルーン、デサール(81’ボヤ)、ブタ、ラファエロフ、ゲルケンス
FW:三好(64’ベナベンテ)
【戦評】
この試合のアントワープはいいところが全然なかった。
まずビルドアップについて。ボランチからもWBからも縦のコースを見つけられず、最終ラインに戻さざるを得なくて前に進まない。最終ラインも出しどころがないからロングボールを蹴るんだけど、普段ならフィジカルの強いムボカニだからある程度マイボールにできるが、この日はトップが三好だから正直収まらない。結果としてロングボールを回収されるか、跳ね返されてセカンドボールを回収されるか、いずれにせよいい形でアタッキングサードへなかなか侵入ができない。
そしてディフェンス面。WBの裏のスペースについて、左はルカクが戻ってある程度カバーしているが、右ががら空きでそこを使われまくってた。また中盤でのボールロストも目立ち、実際2失点目は自陣内で取られてショートカウンターで為すすべなく失点。システム上どうしても空きがちなWB裏のカバーと、中盤がもう少し攻守ともに効いてこないとこの試合のように勝ち点を取りこぼし続けてしまうような気がする。
一方のメヘレンは、オーソドックスな4-4-2で、特にメチャクチャうまい選手がいるわけではないがボールを丁寧につなぐ志向のいいサッカー。この試合は会心の出来だったと思うけど、順位がそこまで上がってこないのはフィジカルでゴリゴリ来られたりすると弱いのかな?(見てないのでわからんが)