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上級詰め連珠第235問

今回は、予告に気付いて、ソワソワしていました。出題が続くのは、ありがたいですね!

解答は1番下にあります。

(よかったら考えてみて下さい)が4回出てきます。気楽に読んで、気になったところで考えてもらえたら嬉しいです。

問題はこちら↓

連珠ポータルで並べた盤面(石を置いて検討可能)は、こちら↓

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↑これが問題図、黒先です。

最初に、黒の連と剣先を確認しましょう。

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剣先が2本あります。(◉・Pは四伸びできる位置を示す)。右向きの剣先は、最初にPに四伸びすると、2回使えるタイプで、「おトクな剣先」、「ロケット」などと呼ばれています。

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剣先として使わずに、三またはとび三にすることもできます(◎は三引きできる位置を示す)。

問題図のどこに黒石を打ちたくなりますか?(よかったら考えてみて下さい)


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私は、図の▲に打てば、いいことありそうだと思いました。

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この黒1に対する白の受けを検討したいので、その前に黒の詰みを確認しましょう。(よかったら考えてみて下さい)


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a→bの四追い、c→d→eの四追い、f→g→hの四追いがあります。つまり、この黒1は、フクミ手(=四追いを生む手)×3です。

白は、受けられるでしょうか?(よかったら考えてみて下さい)


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a→bの四追い、c→d→eの四追いは、両方とも右向きの剣先を使うので、この剣先を使用不可にすれば、同時に防げます。さらに、f→g→hの四追いも受ける必要があるので、こちらはノリ手で受けましょうか。aに白石を打っておくと、黒がgの四伸びをした時、ナナメに線を引いた場所に、白の四ができるので、ノリ手で受けられます。

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というわけで、白2と防がれました。黒は、どうしますか?(よかったら考えてみて下さい)


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横向きの剣先の残りは、連として使えるので、とび三→四三で黒勝ちです。

より正確に言えば、この黒1は、フクミ手×3+呼珠(=追い詰めを生む手)でした!優位な局面では、これほど効率の良い手を打てるのですね。連珠、難しい!そのような手を打たれた場合には、防ぎきれなくなることがわかります。

それから、この形のおトクな剣先は、連としても使えるほど便利だと実感できました。

上級詰め連珠、楽しい!ハイサレ先生、連続出題ありがとうございます!

<上級詰め連珠第235問 解答>

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