上級詰め連珠第222問の面白さを語る
私は、詰め連珠を解くのが好きです。
「詰め連珠は、面白い」
「ハイサレ先生の上級詰め連珠サイコー!」
と思いながら、Twitterで詳細を語るのは、ネタバレになって迷惑なので、これまで控えていました。
しかし、読みたい人だけが読むnoteで、ネタバレして語るのはセーフと判断して、好き勝手に語ります。
「気になるけど、自分には難しそうで、解いたことないんだよね」という人(=過去の自分)を想定して、図を多用して細かく説明しますので、自力で解ける人が読んでもつまらないかもしれません。
ただの級位者の雑文ですから、寛大な気持ちでお読み下さい。
途中で、(よかったら、考えてみて下さい)という文章が2回出てきます。そこで、少し考えてみてもらえたら嬉しいです。
問題はこちら
https://twitter.com/haisaresu/status/1176436158882074625?s=21
連珠ポータルで並べた盤面はこちら
http://bit.ly/2l8dgaC
↑これが、問題図、黒先です。
剣先が3本ありますね。
連携させたいですが、ジャマな白石もあるので、何か工夫が要りそうです。
うーん。
四伸びして両ミセ手は、どうですか?
両ミセ手とは、AとBの四三を同時に狙う手です。
これで、勝ちですか?
白の受けはありますか?
(よかったら、考えてみて下さい)
実は、受けがあるのですね。
図の白4は、Aの四三をノリ手で受けつつ、Bの四三を防いでいます。
こんな受けがあるのだから、連珠は、難しい!
さて、どうしましょう?
試しに、四伸びしないで、先程の筋を狙ってみます。
すると、何が起こりますか?
今度は、
Aの四三と、B1〜B2の四三を同時に狙う
ミセ手+フクミ手になっています。
え?
「同じように白2で受けられるでしょう?」
そう思うのも、ごもっともです。
でも...何か違っているような??
黒3は、どこに打ちますか?
(よかったら、考えてみて下さい)
そうなんです。
上図の詰みがあります。
つまり、この黒1は、ミセ手+フクミ手+フクミ手で、白は、3つの狙いを同時に受けられないのです。
こんな手を打てて勝ったら、気持ちいいでしょうね!
連珠って、楽しい。
同じように狙っているのに、四伸びをするかどうかで、詰みが残ることも消えることもある。
連珠って、難しい。
それを、体験させてくれるのが、詰め連珠です。
どうですか?
難しいけれど面白い、そう思いませんか?
ハイサレ先生の上級詰め連珠は、そのような面白さをたくさん味あわせてくれます。
出題に感謝しながら、解くのを一緒に楽しみましょう〜