上級詰め連珠第234問
今回は、出題予告を見逃していたので、いきなり問題を目にして大喜びしました。
解答は1番下へ。
(よかったら考えてみて下さい)が4回出てきます。気楽に読んで、気になったところで考えてもらえたら嬉しいです。
問題はこちら↓
連珠ポータルで並べた盤面(石を置いて検討可能)は、こちら↓
↑これが問題図、黒先です。
初めに、黒の連と剣先を確認しましょう。
剣先が3本あります。(◉は四伸びできる位置を示す)。
初手は、どこに打ちましょう?(よかったら考えてみて下さい)
私は、図の△の位置に打ちたいです。剣先を2本増やせば詰みそう?と軽い気持ちで考えました。それに、上級詰め連珠である以上、おそらく問題図の左向きの剣先も使って詰むのだろう、それなら、左向きの剣先と連携させやすそうな位置に剣先を複数加えるのが好都合だろうと思ったのです。
黒1と打たれたら、白はどうしますか?白の受けを考える前に、黒にどのような詰みがあるか検討しましょう。(よかったら考えてみて下さい)
a→b→cの四追いと、a→d→eの四追いがあります。すなわち、この黒1は両フクミ手です。ということは...
両方に共通するaの位置に白2を打てば、防げますね。黒は、困ります。相手に打たれたら困るのであれば...
先着しましょう!この場合、黒にどのような詰みが生じますか?(よかったら考えてみて下さい)
m→nの四追いと、p→q→rの四追いがあります。白は、どうしますか?(よかったら考えてみて下さい)
両方の詰みが重なる点に白石を打てないので、白の受けはありません。
これで詰みです。m→nの四追いを受けられた場合は、黒9で、白の四を止めながら棒四を作ります。
先着は、重要。上級詰め連珠で鍛えましょう。
<上級詰め連珠第234問 解答>