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上級詰め連珠第239問

出題から時間が経ってしまって、すみません。待ちきれずに解いた方がたくさんいるかもしれませんね。仲間が増えて、良かったです!

解答は1番下にあります。

(よかったら考えてみて下さい)が5回出てきます。気楽に読んで、気になったところで考えてもらえたら嬉しいです。

問題はこちら↓

連珠ポータルで並べた盤面(石を置いて検討可能)は、こちら↓

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↑これが問題図、黒先です。

初めに、黒の連と剣先に注目しましょう。

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剣先が1本と連が2個あります。(◉は四伸びできる位置、◎は三引きできる位置を示す)。X点は三々禁です。「三々は四三の卵」と言われます。

さて、黒石をどこに打ちますか?(よかったら考えてみて下さい)


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私は、ここに打ちたくなりました。狙いは何でしょうか?(よかったら考えてみて下さい)


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そうです。aの四三と、b1〜b2の四追いを狙ったミセ手+フクミ手です。ここに黒石を置かれたら、白は、どうしますか?(よかったら考えてみて下さい)


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白2を打って防ぎます。aのミセ手をノリ手で受けて、剣先を止めることでフクミ手も防いでいます。黒は困りますね。つまり、私の黒1は、浅はかな手でした。気を取り直して、他の黒1を考えましょう。どこに打ちますか?(よかったら考えてみて下さい)


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先程の白2が困るのであれば、先に四伸びしてしまいましょう。白は、どうしますか?(よかったら考えてみて下さい)


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図の白4は、aのミセ手をノリ手で、b2のミセ手を焦点で止めて、防いだように見えますが...

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実は、黒5の四を止めた白6が四となり、さらにその白6を止めた黒7が棒四となるので、黒勝ちです。これをノリ切り勝ちと言います。実戦で、このような局面に遭遇したら、相手の四ができても、慌てずに棒四を作りましょう。前もって、ノリ切り勝ちを知っておくと安心できます。

余談になりますが、ぴえこ先生のおうちで棋譜並べを観るのが最近の楽しみです。上級詰め連珠の出題者であるハイサレ先生も登場します。(注:ぴえこ先生にも、ハイサレ先生にも、動画の宣伝を頼まれていません。)

<上級詰め連珠第239問 解答>

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