上級詰め連珠第238問
都合により語るペースが落ちていますが、解いて語るスタンス、もうしばらく続けますので、良かったらお付き合い下さい。
解答は1番下へ。
(よかったら考えてみて下さい)が3回出てきます。気楽に読んで、気になったところで考えてもらえたら嬉しいです。
問題はこちら↓
連珠ポータルで並べた盤面(石を置いて検討可能)は、こちら↓
↑これが問題図、黒先です。
まず、黒の連と剣先を確認しましょう。
剣先が1本と連が1個あります。(◉は四伸びできる位置、◎は三引きできる位置を示す)。
どこに黒石を打ちますか?(よかったら考えてみて下さい)
私は、四伸びしたいです。剣先が2本できます。仮に、黒がこれ以外の位置に打って、白にこの位置に打たれたら、詰まなくなるような気がして、四伸びしたいのです。きちんと読んだ訳ではなく、「そんな気がする」レベルです。真偽はわかりませんが、少なくとも、ここが急所であると思います。黒1は四伸びですので、白2で四を止めます。黒3を、どこに打ちたいですか?(よかったら考えてみて下さい)
ところで、図形問題を解く時には、補助線が有用ですよね?私は、詰め連珠を、補助線を使って解いています。補助線が必須ではなく、私がそうしているだけです。他にも解き方はあるでしょう。
2本の剣先に注目してから、補助線を引くことで、図の◉に石があると嬉しいと、気付きます。黒石を置いてみましょう。
黒3はaの四三とbの四三を同時に狙う両ミセ手です。白は、どうしますか?(よかったら考えてみて下さい)
残念ながら、両方を同時に受けることはできません。黒5で詰みです。
過去に、四伸びすると詰みを逃す問題がありましたが、今回は、四伸びが必要でした。連珠難しい!複数のA級棋士が「連珠難しい」と言っていますから、連珠が難しいのは動かせないです。それでも、楽しければ何とかなるでしょう。そして、連珠の何を楽しいと感じるのか、一人一人異なるでしょう。各自が、自分のやり方で、楽しくやりましょう!
<上級詰め連珠第238問 解答>