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マカオはすでにクリスマス休暇に入ったが、日本から株主が来て密度の濃いミーティングを行った。
レストランについて、流石に居抜きとは言え、このセンスの悪い壁は、、、と修繕ポイントを整理した。またミーティングで纏めた内容を再整理し直して、店のコンセプトももう一度やり直そう、と。
出たアイデアはドンピシャの企画に発展し、経営チームに即提案した。
“modern japanism”をテーマとした。外人から見た日本、日本料理店はともするとなんじゃコリャ?になり易い。だから店頭のディスプレイに着物を飾ったり、兜を置いたりと、日本ではお目に掛かれない店になってしまう。逆に言うと、不慣れな外国に行った店のオーナーが『分かってもらえなかったらどうしよう???』と言う“怯え”の裏返しだと思うのである。
“日本を分かって貰う”為に近年で一番上手く行ったのはリオのオリンピックの閉幕式で公開されたTOKYO 2020の動画ではないか?と意見させて貰った。
まさに現代ジャパンを上手に表現している。
ここをフックにするとアイデアがボコボコ湧いて出てくる。ともかく経営チームの理解を得られる様に頑張るしかない。
先日、ご報告したがグループの香港の店が六年連続6回目のミシュランスター(ひとつ星)を獲得した。
この勢いで行くしかないだろ!と言うのが、今の心境。
来期、マカオにおいて二つの店がダブルミシュランを獲得出来るよう、全力でいくしかない。
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