SMAP「がんばりましょう」を語りたい話
いま日本国民が"生歌唱"で聞きたいJPOPトップ3には入るんじゃないかと勝手に思ってます。
note初投稿は得意分野で書きたいと思います。
言わずと知れた日本の「オルタナディブアイドル」(こう言われた由来は調べてください。)SMAPが1994年にリリースした代表的なシングルです。
①当時では珍しかったらしいサンプリング
アイドル曲では珍しい「サンプリング」の技法がめちゃくちゃ大胆に使われていて、当時のアイドルファン以外の層にもSMAPを知られるきっかけになったとも言われているとかいないとか…音楽に詳しい人はニヤっとしたのかも知れません。
②今までのアイドル像をひっくり返す歌詞
そして歌詞もすごかった。これまでの男性アイドルとは違ってファンタジーじみた世界から180度違う、「SMAPと同世代の一般人」を描いた歌詞でした。
「ジリリ 目覚ましが鳴り 血圧はドン底で
寝グセだらけの顔で なんだかなぁもう」
当時のアイドルの固定概念を覆す要素がものすごい詰まってる曲なのです。
③いち早く被災者に寄り添うSMAP
そしてリリース翌年の1995年、阪神淡路大震災が発生。当時の音楽番組に出演したSMAPは、95年1月にリリースした新曲「たぶんオーライ」を披露するはずでした。
しかし急遽予定を変更し、被災した人たちにメッセージを添えて「がんばりましょう」を歌ったのです。
この頃からSMAPのメンバーは被災者に寄り添って、メッセージを送り続けていました。
どこよりも被災者に寄り添う取り組みはSMAPが解散した現在でも、新しい地図で活動する稲垣、草なぎ、香取の3人が基金を設立するなど、支援の取り組みが続いています。
④すごいのA面だけではなく、カップリングも。
カップリングには「君と僕の6ヶ月」という曲が収録されています。この曲の素晴らしさは近日ゆっくり書きたいと思います。