首を寝違えるのは歩き方に×××?
amebloに書いてきた「足の横アーチからはじまる物語」をnoteに書き始めます。
終わりが決まってない物語です。
☆☆☆☆☆
今日は京都のつじ鍼灸院へ(知らない人は違う辻鍼灸院へ行ってしまうらしい)父と私の治療に行きました。
少し前から父が怪しいことを言い始めました。
「最近前より歩けるようになった。大股で、速く歩けるし、蹴れるようになって嬉しい」
と。
その少し後には脚が痛いと言い始めていました。
最近は首を寝違えて、激痛で動けなくなり、痛み止めを飲んで、湿布を貼るようなこともあり、また、背中も痛いで湿布の日々。
膝はバキッって。笑
これはいい加減、辻先生にみてもらって、ビシッとゆうていただかないとなぁと。
なにせ、私の言うことは聞かないのでね。
行くなり、辻先生に
「歩けるようになった!」
と訴える父の話を、丁寧に聞き取る辻先生。
顔だけ前にでて、後ろ重心のまったくおじいさんな姿勢の父です。
頭で良いと思うことを辻先生に一生懸命伝えようとしていました。
が、話せば話すほどドツボにハマります。
(私は自分が言わなくてよかったと思いました)
それから、面白い実験というか体験を父にさせてくれたのでした。
大股で蹴って歩くのと、
蹴らずに足踏みのようにして進むのと、
どっちが推進力があって、楽なのか?
ゴムバンドを腰骨のところにかけて、辻先生が2つの歩行をされるのを、父がゴムバンドを引っ張って反発する。
大股で歩こうとすると、それなりに力がある父がゴムバンドの反発に辻先生は負けて引き戻される。
蹴らずに足踏みのように進むと父は辻先生を引き止められず引っ張られる。
つまり、わかりますか?
足踏みで重心移動する方が進むチカラは強くて楽だと言うこと。
言葉では伝わりきらないから
体験をさせてくれた辻先生。
鮮やかでしたわぁ。
私たちは「蹴る方が強い」と知らないうちに信じ込まされている。
(そのほかの思い込みも沢山ある)
そういう深い思い込みを剥がしていくことは難しいけれど、そこは治療家のウデですね。
「大股で、踵から着地して、足裏をゆりかごのように煽って、大きく腕を振って歩きましょう」
みたいなことをテレビでもCMでも言いますでしょ。
「歩く速さが肝心です」
とか
「大股で歩けなくなると老化です」
とか
「踵から着地しましょう」
とか
「腕を振りましょう」
とか
それって、カラダに負荷をかけるやりかただったりするよね。
私がこのブログをamebloで書き始めたころは、まだ騙されていました。笑
テレビやCMの言うことは嘘ばっかりです。
私もあの頃、それをやって、ストレートネックで、歩きながら寝違えて、激痛で涙ダラダラで、整骨院に行って、そこなスタッフに大笑いされてムカついた記憶があります。
医者も治療家も、その頃は嘘ばっかりでした。
今はわかってる人が増えてますけどね。
ネットのおかげですわ。
あの頃の私も、父も、
歩きながら一歩一歩ムチウチしていたことになります。
えげつない。
カラダの発言は罪深いですよ。
多くの人が路頭に迷うので、嘘を言わないでもらいたいものです。
今回、父のカラダはそこまで悪くなくて良かったです。
私の方も、そこまで悪くなかったです。
今の私の歩き方では、歩きながらムチウチにはならないようになっています。
帰り道、桂川のPAで昼ごはんをたべていたけど。
私は砂糖(甘いもの)小麦植物油乳製品をやめているので、以前食べていた「豚汁セット」も食べられないなーと。
思っていたら、ありました‼︎
単品のご飯、納豆、生卵 です。
納豆は、父が嫌いで、家で食べると罵倒されるので、久しぶりに食べられて美味しかったな〜。
そんで、帰りにスーパーによったら、お隣のおじちゃんとおばちゃんがいらして、バッタリ!
住吉の中西先生のだるま堂に通うおばちゃんの歩き方は、
素晴らしく真ん中に乗ってて安定していたわぁ。
あれだよねぇ。
入院で体力的なものは落ちたけど、歩き方はすごく良くなっている。
安心しましたわぁ。
さすが、中西先生。鮮やかです。
ご紹介してよかった。
でもね、その時のその人なりのカラダってありますでしょ。
本人も家族も、元気な頃の記憶が刻まれているから、
「もっとよくならないと」
と思うんだと思う。
いや、そこまで来れたことがすごいよね。
生きていることがすごいよね。
と思う。
3度の脳梗塞がありながらピンピンしている父には驚きばかりです。
元気に生ききってね☆