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2. 優秀な人は本当に優秀なのか?
あなたは本当に無能なのか?
そんなことを思っていないのだけど、
そんなことが深く刻まれていたりする。
どうして私は何をやっても「グズ」なのだろう?
私は自分が「グズ」なのだと思い、
そう見えないように、
一般的な、常識的な人ができることをできるように努めてきた。
「グズ」だと思われないように自分を隠して、表向きにやって生きてきた。
でも、47歳になって、
どうやら何かが「おかしい」
と気づいたのだ。
「おかしい」のは私がいる世界のほうなのではないかと思ったのだ。
これに気づいたのはコ□ナちゃんというものが大きく関係している。
このコ□ナちゃんのおかげで、
この社会の
賢いと言われる人たちや
優秀と言われる人たち、
権威ある人たち、
評価されている人たちが、
軒並み「おかしい」ことに気づいた。
あれ?
この人たち、バカなのかな?
と、素で思った。
いや、なんというか。
もう、おかしすぎて、困惑するレベルなのだ。
例えば、「布はダメ。不織布が良い。」
というのも、極めてバカ発言だと思っていた。
私は歯科技工士なので、仕事では毎日不織布のものを付ける。
しかし、研磨の粉塵の侵入を防ぐほどのものではないのだ。
金属を研磨すれば鼻の穴も鼻の下も真っ黒になる。
なぜなら、密着していないからだ。
繊維の隙間をとおるのではなく、肌との隙間から入るわけだ。
防ぎたいものの粒子の大きさを考えてみよう。
かなり小さいものをその大きな隙間だらけで防ごうとしているわけだ。
出るも入るも、どちらにしても隙間からツーツーなのだ。
それは医療関係者ならわかっていることなのだ。
コ□ナ前には医療関係者は一般人のその取り扱いの仕方にキーキーいっていたが、
コ□ナ後になればそう言っていた本人も2度付け3度付けどころか、一日中着け外ししては使用している。
足りないから仕方ない?
してないと接触者になる?
言い訳があれば、真実は捏造されるようだ。
わかっていての思考停止、確信犯だ。
カラダの話をするときも医療関係者のバカっぷりはなんともしがたいとは思っていた。
私自身、医療関係者でもあるので、医療の中はある程度みえていて、その上でそう思っていたのだ。
医療関係ではない人からすると、医者は優秀と思うかもしれないけれど、そんなことはないことに気付かされていた。
私が見た感じ、優秀だと思っていた人たちは「その範囲内」だけ優秀なのだと思った。
他のことは知らないのだ。
そういう「知ってる風」の人たちが自分が上位だと思って社会を動かそうとしているのだ。
そういう人たちが「指導」する立場になる。
それは昔々からそうなのだ。
戦時中に学校では「教育勅語」。
戦後は「パンに牛乳」。
それが正しいとされてきた。
のちに、教育されてきたことの多くがひっくり返る。
優秀にみえる人たちは「知ってる風」なだけで、本当は「その範囲内」しか知らないのだ。
それってさ。
「グズ」の私と何にも変わらないんじゃないの?と思うのだ。
けれども、私がいる世界では
その人たちが優秀にみえるようになっていたのだ。
そこに私たちが「自分が無能」ではなかったことを知るヒントがあったのだ。
つづく