なぜ僕たちはララムリの腰巻きを作るのか⑨
【衣服の威力についての研究】
7月の「姫ボタル瀞川平トレイルラン」では、ゴール後に少しだけお話をきけたのですけど、ウィシブルガの締め方についてのやりとりはできずでした。
なぜなら大雨でホーリィさんがあまりにもびしょびしょになっていたので、早くお風呂にいって欲しいのと、私は終わったらスッと帰ると決めていたので。
災害級の大雨だったので、スッと帰ってなかったら簡単に帰りつけなくなっていたと思った日でした。
なので、ウィシブルガを作ってからというものこの時点でもまだオンラインのやりとりしかしていません。
それでも、ホーリィさんが元々感覚がいいので、ウィシブルガを上手く使いこなしているので、ひとまずは安心していました。
私が確認したかったことは、⑦でも書いたのですけど。
「衣服としてカラダが纏まるもの」であってほしかったので、大阪のカメカメ企画さんでの「ときめき和稽古」でお世話になっている守伸二郎先生にアドバイスをいただきたいと思っていました。
守伸二郎先生といえば、「和装界最強の男」。
韓氏意拳の指導者で、呉服屋さんで、お茶の先生でもあるという。
和装とカラダの関係についてこれほど分かっている人はいないだろうと思っていました。
で、シナモンロールを手土産にお願いしてアドバイスをいただきました!
守先生が男帯にしても、ウィシブルガの紐にしても締めてくださる感覚、音をしっかり覚える。
着物の着付け教室で腰紐は習ったことはあるんですけどね。
一回くらい「このくらい」って締めてもらったことはあると思うのです。
その一回の記憶。
今思えば、その一回の記憶と感覚がすごく大事だったとおもいます。
思ったよりしっかり締めるのです。
背中で走っているララムリ↓
こちらの動画をご覧になってください↓
ホーリィさんには締め方がもう伝わってるのだろうと思いつつ、でも人によってバックグラウンドは違うモノだから、どこまで伝わっているかはまた今のところわからないなぁとも思っていました。
お会いできる時には締めて、その感覚を覚えていただいて、テストしてもらえたらいいなぁと思っていました。
なにしろ、neoウィシブルガは本家のララムリのウィシブルガとはもはや違うものだから。
守先生の解説をきいていても納得だったのです。
たしかに、ララムリは背中で走っているなぁと思いました。
どんなトレイルであっても、背中が常に通っているのです。
背骨を捻ったりしていないのですね。
本家のウィシブルガはララムリの身体感覚あってのソレであって、日本人の私どもには私どもに合うやり方があると思うのです。
つづく