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洞爺湖リトリート③〜讃美歌は爆音で〜
洞爺湖リトリートへ向かう道のりがまさかのイベント多発!
→洞爺湖リトリート①
着いた矢先の課題発表で先制(占星)パンチを喰らう。どうするッ!?
→洞爺湖リトリート②
洞爺湖のグラウンディングの力なのか、何かに試されているのか、
私は、着いた初日からの、頭かち割れんばかりの頭痛に悩まされ、頭痛薬も効かず、半泣きになりながら就寝した。
数時間おきに、頭痛で起きては、朦朧としつつ意識が遠のき、もはや、洞爺湖だか北海道だか東京だか自宅だか分からなかった。
とにかく、頭痛に耐えつつも、夜明けを迎え、綺麗な朝焼けに出会った。
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この朝焼けを見ながら、物事は全てニュートラルなんだよなあ。と感じた。
“朝焼け“という事象はニュートラル。
ここに、ああ、これはラッキーな前触れだとか、これは不吉だとか、意味づけするのは、自由なんだよなあ、と。
洞爺湖リトリートに参加することが、自分にとって、リトリート(癒し)にするのか、試練の旅と意味付けするかは、私次第で、私は、この機会をどうしたいのか、がポイントなんだよな、と思った。
もう、試練の旅は嫌だ。
体調悪いのとか、この1年半(人生だと大きく全3回)やってきたけど、もう終わりだ。
全てここで、決別してやる。
自分にとって、このリトリートもこの先も、楽しいものにしてやるからな、、、。
絶対に、自分に負けないぞ、、、。
窓の外の、この綺麗な朝焼けを見ながら、ひとり闘志を燃やし頭痛で半泣きしながら、決意を固めた。
振り返ると、ベッドでは、同室の優雅で可愛いYちゃんが寝たままで、うふふふ❤️と笑っていた。
私は、こんな感じで、ふあふあになれば、寝言で笑うくらい幸せになれるのかもしれない。
決意を固めたものの、すぐ撤回したくなるほどに、頭痛は止まらずに、朝ご飯も、会場に入っては、座っているのがもう限界、と話せないぐらい辛く、朝食なしで引き返し、2日目のセッションは受けれるのか?という状況だった。
朦朧としているところに、Yちゃんが先に、セッションを受け帰ってきて、
「Marikaちゃんのこと、yujiさんに聞いたけど、まさにその時なんだって!しょうがないんだって!仕方ないから、大丈夫よ!深く考えないで!」
「セッションの振り返り行ってくるわ!」
と、チームCenterと共に、消えていった。
Yちゃんは、朝ご飯の時も、持ち帰りはできるのかどうかをホテルへ打診してくれており、なんなら、昨晩の夕飯も、私が駅で買いそびれたホタテ弁当の代わりに、
いくら(!)おにぎりをくれ、出会ってすぐに地元からの手土産もワンサカくれ、
今日に至っては、yujiさんのセッションに私のことも、ぶっ込むという、
スーパー恩人なのである。
その上、「セッションの振り返り行ってくるわ!」と、ちゃんと自分の事も忘れない。
なるほど、私は、人の世話ばかりをしてきて、自分のことはおざなりだったが、
人の世話と自分の世話は、両立できるのか、と朦朧とした意識の中で学んだのであった。
数時間の仮眠を経て、yujiさんのセッション前には、座れるまでに回復。
頭はあまり働かないけど、対話するわけでもないし、とにかく向かおう、と
ヘロヘロの状態でyujiさんのグループセッションへ。
洞爺湖リトリートでは、yujiさんとMOTOKOさんのセッションがあった。
yujiさんのセッションでその人の将来のポテンシャルを示してくれ、
MOTOKOさんセッションで、ポテンシャルを活かすためのブロックはずしをしてくれる役割分担だと思っている。(勝手に。)
参加者24名は、チーム3つに分類されて、1チーム、8人ずつくらい。
グループでセッションがあり、その中で、チーム全体への話もあれば、個人への話の時間もある。
繰り返しになるけど、チームは、3つ、(Center/攻, Gurdian/衛, Byond/尖)で
私は、Beyondチームの配属だった。
私の所感だと、Centerチームはみんなキラキラしていて可愛らしくて、Gurdianチームは、個がギラギラしてるのにもっと磨こうとする努力家の集まりで、
そして、私たちBeyondは、優しく静かだった。Beyondのみんなは、本当に優しい丸い雰囲気で包み込んでくれる人たちだった。
しかし、一人一人の話を聞くと、のんびりゆったりしながらも、その中に光る個が眩しい聡明な人たちが集まっている印象だった。
私のチームの、yujiさんのグループセッションでは、各々が、ちゃんと個性を持っていることが説明され、“あなたは、〇〇創立者のバイブスです。”とか、“あなたは、〇〇ができる人です!”みたいに、みんながそれぞれのポテンシャルを言われていく中、
私の番が来た。
個人課題、わたくしACE・主人公の番である。
yujiさんは、開口一番、
「Marikaさんは、その前世から引きずっている修道女のような、我慢・忍耐をすべて、この洞爺湖に置いていきましょう!」
朦朧とした中、やっとの思いでたどり着いたグループセッションの場で、私は、また、占星パンチを受け、もうこれはダメだと、リングに白いタオルを投げそうになった。
前世から引きずる・・・?
修道女の・・・・・・・?
我慢忍耐を捨てる・・・?
以降のセッションの記憶を保持しておくほど、私の脳内キャパシティーは、もう余力がなかった。
それでも、窓の外では洞爺湖に、しんしんと雪が降り積もっていて、頭の中ではついに、頭痛と讃美歌が共鳴をはじめた。
あ〜ゔぇ〜ま〜り〜ぃ〜や〜
ふぁ〜
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