見出し画像

今だからこそ取り組めること①

気づけば3年近く、現役選手としてプレーすることから遠ざかっているガッツにとって身体(体力、筋力等々の基礎体力)を元の状態へと戻し、全国から有力選手が集まってくる環境で戦っていける最低限度のレベルまで鍛え上げていくことがこの二ヶ月の最優先事項であるのは明白だ。しかし、野球というスポーツは必ずしも身体能力を高めれば高めるほど、その分だけ優れたプレイヤーになれるわけでもない。例えば、相手よりも速く走れた、ボールを投げれた、遠くへ飛ばせたといった数値で勝ち負けが決まる競技ではない。150km/hの速球を投げれてもバッターに打たれてはその数字は意味をなさないし、135km/hしか投げられなくともバッターを抑えることができればそれでいいのだ。(ただ観る方からしたら150km/h投げれるピッチャーはそれだけでかなり魅力的である)

ガッツの中で身体能力は野球という競技でプレーしていく中での担保という考えだ。速く走れる投げれる、遠くに飛ばせる。その幅が大きいほどプレーの選択肢もスケールも広がる。もちろんその身体能力の数値が高いことに越したことはないし、ガッツのような弱者こそ、その面から目を背けてはいけない。

という、かなりざっくりな考えを述べたところでガッツがカラダづくりと並行して取り組むことは動体視力の向上及び呼吸法の改善だ。なぜその部分に今こそ取り組むかというとこれがガッツにとって野球をする上でかなり重要なスキルであるからだ。動体視力の高さは判断能力の高さに直結すると考えている。9イニング3アウト制の中で様々な場面が攻撃中でも守備中でも巡ってくる。瞬時にその状況を把握し、次のプレーに移る。そこの合間が遅いほど隙が生まれ自らと自チームの不利な展開につながる。ガッツのような身体能力で劣るプレイヤーはそこで相手に足を取られては絶対に勝ち目はないし 逆に勝つためには相手のその部分に漬け込んでいく必要がある。

もう少し細かい箇所で動体視力を発揮する場面は打席の最中だ。先ほど紹介した150km/hを投げるピッチャーは当たり前だが球が平均よりも速い分見慣れていないので打ち返しづらい。それに加えて、カーブやらスライダー、チェンジアップそれに....とどんどん狙い球が絞りづらくなるので不利に追い込まれる。簡単にいうと、そんな時に動体視力が高ければピッチャーが投げる球種の割合が一番多い、直線に進んでくるストレートへの対応が苦ではなくなる。その分打ち返せる確率も高まる。ちょっと夜も遅く眠たいので雑なまとめになってしまうが、動体視力は動体視力はガッツが生き残っていくには欠かせない能力なのだ。呼吸法に関しては明日中にこの本文を編集したいと思う。

                                                                                           2019/3/27

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?