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読書 ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ


紹介文

スパイ小説の名作、大型映画化! 映画化名『裏切りのサーカス』
英国情報部〈サーカス〉の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。引退生活から呼び戻された元情報部員スマイリーは、困難な任務を託された。二重スパイはかつての仇敵、ソ連情報部のカーラが操っているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫る。やがて明かされる裏切者の正体は? スマイリーとカーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。著者の序文を付した新訳版 031253

Hayakawa Online

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感想

最近読んだSFに、著者のジョン・ル・カレの名前が出てきていたので読んでみることにした。この手のスパイ小説は、あまり読んだことがなかったので初めての分野の小説となった。

1974年に発行されている作品なので、当時のことを知らないと全くわからないかもしれない。

結論から言うと、この小説はひどく読みにくいものだった。主人公を除いた登場人物に、特徴を感じ印象を覚えておけるキャラクタが少なく、一体誰なのかを確認しながら読み進めることになったのも大きな原因だと思う。

それにもまして、物語の展開がとても助長的に感じ、面白さを感じることができなかった。

ひさしぶりに、最後まで読み進むのが大変な小説に出会ったと言うのが、読み終えた感想となる。

こういうのは、個人差が大きいのであくまで自分の感想でしかないから、面白いと思う人がたくさんいても不思議なことではないとわかっている。

三部作だそうだが、読み続ける気力は無くなってしまったので、別の本を読むことにしよう。


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