アンダーに撮って後で持ち上げるとは
カメラを動画用に買ってから2年ほど経ちました。途中から写真のほうがきれいだと思ってから写真のほうがメインになっています。
写真の撮り方でよく耳にするのがアンダーに撮って後で明るさを持ち上げるというものです。以前は信じてEV補正をマイナスにしていました。しかし、いまいち効果が感じられなかったのでEV補正を使わずに撮るようになっていました。
最近、アンダーで撮ることでうまくいったと思うパターンが出てきたのでまとめておこうと思います。
アンダーに撮ってうまくいったと思うパターン
私がアンダーに撮ってうまくいったと思うパターンは花を撮影しているときでした。
まずはEV±0で撮影。花が白く潰れた色になっている気がします。
次にEV-1で撮った写真。花の階調が残っています。
ソフトで白飛びしない程度に露出を0.4段分上げました。
アンダーで撮って後で持ち上げたほうが花がきれいに写っていると思いませんか?
横に並べたものも貼っておきます。
カメラが示す適正露出(EV±0)とは
いろいろ調べるとカメラが表示している適正露出(EV±0)はどうもクセがあるようです。
暗い場面をフレーミングすると全体を明るく補正しすぎるようです。これによりフレーム内で一番明るい花の階調が潰れて見えていたようです。
また、明るい箇所が多いと暗く補正してしまうパターンもあるようで結局のところ何をフレーミングするかやどこの階調を残すかに合わせて露出を補正する必要があることが分かりました。
まとめ
カメラの測光傾向を知ったうえで露出補正するという身も蓋もない結論になりました。カメラの挙動を押さえて場面ごとに適応する必要がありそうです。最終的にはマニュアル露出で撮るのがいいのかもしれません。
α7Ⅲを使っているときは気にならなかったのですが、IXY 620F(コンデジ)を使っていたら気が付きました。思い出の1台になりました。
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