廃棄物管理・処理向上を通じて地域貢献 -GUUNフィリピン支店
今回は、GUUN フィリピン支店についてご紹介させていただきます。
GUUN フィリピン支店
これまでの取り組み
GUUNは、発展途上国の廃棄物の埋立処分問題の対応の一環として、セブでの取り組みを展開しています。
2012年に横浜市Y-PORT事業としてセブ都市圏での廃棄物処理に関する調査を行い、2017年にセブ工場が設立しました。セブ工場では、廃プラスチックのフラフ燃料化、分別によるサーマルリサイクル向けの供給を行うことで、埋立処分を削減しリサイクルへの移行を図っています。
セブ工場の「フラフ燃料」は、現地のセメント会社に石炭代替燃料として使用いただいています。また、廃棄物リサイクル、石炭使用量の削減、CO2削減、リサイクル産業としての現地人材の雇用・育成を通じて、地域社会にも貢献しています。
また、GUUNフィリピン支店は、海洋プラスチック汚染問題の対応として、現地のボランティアが回収した海洋プラスチックをリサイクル工場で受け入れています。使用済みプラスチックのリサイクルを促進し、プラスチックの資源循環を実現することを目指しています。
今後の展望
東南アジアの大手不動産開発会社 SM Prime Holdings, Inc.との連携
SMグループをはじめとする民間企業や自治体から発生する廃棄物のリサイクルを行う共同出資会社の設立の可能性を本格的に検討するための覚書を締結しました。
このパートナーシップは、廃棄物を価値あるリソースとして再利用し、環境負荷を低減することを目指しています。SMグループとしても、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。詳細はこちらからご覧いただけます。
GUUNでは、このつながりをきっかけとして、フィリピン国内で廃棄物リサイクルのさらなる普及に取り組みます。
未来創造
GUUNは、廃棄物管理・処理の向上を通じて、国内外で未来創造を進めてまいります。