見出し画像

お風呂屋🛀の前にヨル銭湯♨️7吉原④有馬湯

願わくば、昼間の狂った太陽に灼かれた全ての魂に、安らぎと癒やしが与えられん事を。吉原4回目はここ。

エリア  吉原 三ノ輪
店名   有馬湯
営業時間 14:00〜23:30
定休日  水曜日
URL             http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-92

所要時間(最寄りの交通機関から)
     東京メトロ日比谷線 三ノ輪 3番改札口から8分
所要時間(エリアの代表地点まで)
     千束4丁目交差点まで 5分

料金   入場 550円(24/08/01〜)
販売アメニティ
     シャンプー 30円
     ボディシャンプー30円
     石鹸 30円
     販売タオル 100円
     髭剃り40円〜100円だったか?
     他、販売アメニティあり

     ドリンク
     ポカリスエット缶120円ほかそこそこある

無料アメニティ
     貸しタオル
     ドライヤー

浴室内に時計 なし
脱衣所の入り口上、男女仕切り中央高い位置にあり。浴室からは見えにくいが浴槽あたりからなら見える。

洗い場の数  27区画
     うち、仕切り板のある区画 0区画
     何も無い区画 27区画
     
     仕切り板のあるシャワー区画  0区画

所感 
 なかなかの年季の入った外観だが臆せず入店しよう。フロントの御姉様は、私を見るなり一見の客と識別。「ウチは(浴室)中に何も無いから持ってきてなければ買って行って」とシャンプーとボディソープを勧められ、素直に購入。暖簾をくぐると天井高く広々とした空間。浴室の入り口は、こんなでかいガラスを取り付けできる職人さんは今もいるだろうか?と思うほどの、180cm×180cmの巨大な引き戸が4枚。鯉そして桃源郷?のタイル絵、お猿の壁画。そして蛇口も熱水は右の赤いコック、冷水は左の青いコックをそれぞれ操作して、手元の桶で適切な温度の温水を得るといった、タイムスリップしたような超昭和スタイル。筆者はおっさんだし全然平気だが、このスタイル賛否あるかも。それと湯温45℃ととても熱く、気泡風呂が日焼けに滲みて30秒と入っていられなかった。

 ところで、27ある洗い場のうち、20はシャワーすら無い。シャワーがないと体が流しにくいのは事実であるけど、一方でそこに着座する他の御兄様もいない/少ないので、体毛の御手入れは却って目立たないのはよい。多分関心も持たれない雰囲気。

 場所については、吉原4丁目交差点まで徒歩5分と意外なほどの近さがある。ほぼ何処のお風呂屋🛀でも徒歩で射程圏内といえるため、最後のピットインとしても良いかも知れない。ただ、駅からだいぶ外れたここは、今日は三ノ輪から吉原まで歩くと決めた御兄様が昭和感を味わい、姫様との話のネタにするためとかもう趣味あるいは遊びの世界。なので営業時間外と定休日にはくれぐれもお気をつけいただきたい。
 仮にお遊びするつもりなく、有馬湯に入湯し、あとは付近の吉原グルメを味わって帰るだけなんてその方が不健全な気さえする。吉原にも近いのに却って遠い東京の真ん中にある秘境でした。

清潔感 まあまあ
古さ  戦前の開業、昭和末期の改築
調査日 20240722


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?