【妻に捧げる読書note】佐久間宣行のずるい仕事術(by 佐久間宣行)
副題の「僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」という文章がものすごく刺さって読んだ。中身はかなり実践的、かつすごく読みやすかった。
要点
会社に「合わせすぎない」:会社に評価されることは重要だけれど、会社が「よし」とする評価の軸は、すごいスピードで変わっていく。会社からの評価に違和感を持ちつつも、それを上げることを仕事の目標にしてしまうと、長期的な判断を誤ってしまうことがある。
「らしくない仕事」をしない:自分をブランド化すると、会社を離れても通用する人間になれる。そのために必要なのは、仕事に誠実に、まじめに向き合うこと。そして、自分の「らしさ」を生かして、仕事をすること。そうすれば周りから、この人はこういう仕事をする人だ、というブランドを構築することができる。
給料分働けば十分「プロ」:仕事なのだから、完璧に、200点を目指せ!なんてことをやってのけるのは、ある意味変人で、普通の人がやると燃え尽きる。やるべきことをやって、給料分働けば、十分にプロの仕事といえる。
響いた内容
帯に書いてあった、「メンタル」第一、「仕事」は第二、という言葉は、優先順位としてはそうだよね、と思ってもなかなか実践できるものではない。特に、第二順位に落ちた仕事をどう頑張って成果を出すかが難しい(メンタルが追い込まれるとすごくブレーキをかけがちになってしまうから)と感じていた。しかし、メンタルを機^ぷしながら、仕事も効率よくやっていける「ずるい」やり方がたくさんあるのだと学んだ。
こんな人に読んでほしい
仕事で人生を振り回されたくない人。
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