【妻に捧げる読書note】アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(by アンドリュー・O・スミス)
日本の高校生がほとんど習わないお金の知識!と聞いて飛びついて読んでみた。
要点
この本ではお金に関するほぼすべてのことが書かれている。予算、支出といった基本的なことから、お金を得るための手段としてのキャリア、投資、また、破産、金融詐欺、社会の仕組み、法律に至るまで、まさに教科書ともいうべき内容が網羅されている。
お金の計画を立て、収入と支出のバランスをうまく管理するために、個人のバランスシートを作ってみると良い。
今の支出を見直す際、「いま」使わずに、「未来」にお金を回すことで幸せな未来が訪れる、と思って支出を削り、貯金しよう。
響いた内容
なんとなく怖い世界の、破産や詐欺、老後資金といった内容が、淡々と全容を示してくれるので、より具体的にお金の計画を立てる良い本だった。(ただし、アメリカの制度が前提なので、日本は個別に置き換えが必要)ただ、教科書というだけあって、アメリカ人も高校生の時にこれを教えられるが、うまくやれている人は・・・といった感じなのだそう。まぁ、教科書通りにみんながやりくりしていれば、リーマンショックは起こらないわけで・・・
こんな人に読んでほしい
お金にまつわる全容を知りたい人。
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