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【妻に捧げる読書note】私らしく自由に生きるための北欧流7つの幸せ習慣(by いんこ)
こういう系のタイトル、どうしても手が出ます。
要点
8・8・8ルール:1日24時間を3つ、8時間「労働」8時間「睡眠」そして8時間「自分の時間」に分ける。北欧の人に、仕事と生活のバランスをうまく保つ秘訣について聞くと、このルールに尽きる!とのこと。
「ちょうど良い」を知っている暮らし方:スウェーデンには「LAGOM(ラーゴム)」という言葉がある。「ちょうど良い」という意味で「適度」「自分にとって心地よい量」という意味。普段生活していると、広告にあおられたり、他の人と自分を比べたりして、もっとたくさん!もっと良いものを!と追い求めるようになってしまう。ここで一度立ち止まって、自分にとって心地が良く、バランスがとれる、良い意味でのほどほどはどこなのか、考えてみよう。
「自己を失うというこの最大の危機が、世間ではまるで何事もないかのように静かに行われる」セーレン・キェルケゴール
メンタルを鬼速でズタボロにしてしまう人の特徴として、「落ち込んでいる自分自身を否定してしまう」というものがある。例えば、あなたのとても大切な人が落ち込んでいるとき、「ネガティブで迷惑だな」とは考えないはず。自分にも同じように声をかけてあげよう。
「ときどき子どもっぽくなれないなら、大人になる意味なんてない」ムーミン
ちゃんとしない人生のススメ:もしあなたが、「ちゃんとした」大人を目指すとすぐにつらくなるようなタイプの方であれば、そちらはさっさと諦めてしまおう。そして、面白い大人、いつも楽しそうにしている大人を目指そう。恥をかかない人生はつまらない。人はいずれ死ぬ。楽しく生きよう。
報われる=幸せになれる?:今はやりたくないことをやっていてツライけれど、努力が報われたとき、そのあとは永遠に幸せになれるはず」という期待を持っていないか。そんなことはない。達成感による幸せ感は一瞬だけで、それが終わると、また次のツライ努力するべきことが見えてきてしまう。
軽やかな成功法則:成功したから幸せなのではなく、幸せだから成功しやすいという心理学の説がある。さらにわかりやすく、「好きなことをしている」=「幸せな状態でいる」=「成功している」として、自分なりの人生における大成功を目指そう。好きなことをしている時間を、たとえそれが生産性のないことでもお金にならないことだとしても、ちょっとずつ増やしていこう。なぜなら、一度きりの人生、好きなことをして楽しい気持ちでいる時間は長いほうがいいに決まっているから。
北欧の人々は、決して派手ではないが、日々の小さな習慣や心がけの積み重ねで「幸せな状態」をていねいに維持している。
北欧の人は森が好き:ストレスホルモンのコルチゾールを減少させるのに最も効果的なのは、自然を感じられる環境下で20~30分間過ごすこと、という研究結果がある。ランニングや読書などせず、ただ座ったり歩いたりしているときに最も効果が確認されたそう。
響いた内容
昔からあこがれ続けた北欧。人々が、自分のちょうど良い、を知って、日々を丁寧に暮らしていくことが、幸せを積み上げていくこと、というのが参考になった。
こんな人に読んでほしい
自分の幸せを見つけたい人