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【妻に捧げる読書note】なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(by 中島聡)

元マイクロソフト伝説のプログラマー(Windows95を作った日本人)による、仕事を終わらせるための時間術

要点

  • 全体の見通しを立てるために、仕事をこなすのに与えられた期間の2割の期間で8割を完成させるよう、全力で取り組む。もし、2割の期間を過ぎても完成度が8割に到達しないようであれば、締め切り設定に無理があるので、延ばしてもらう(早めに見通しを伝えることで、ぎりぎりになって終わりませんというよりはるかに良い効果がある。

  • 2割の期間で8割の完成度までこぎつけたら、あとは残り8割の期間を使って、ゆるゆると仕上げる。決して納期を繰り上げて提出してはいけない。最初の2割は全力疾走しており、また複数の案件を持つ場合は、1つ目の案件の残り8割期間(ゆるゆる期間)に2つ目の案件の最初の2割期間(全力期間)を重ねる必要があるためである。納期を繰り上げて提出し、他の案件に手を出してしまうと、つねに全力で走ることになり、疲弊してしまう。

  • 案件ごとにもこのように時間配分をするが、1日や1週間も同じように、全力で取り組む時間(期間)とゆるゆる取り組む時間(期間)を2:8でコントロールする。そうすることで、無理なく、すべての仕事を終わらせることができる。

響いた内容

これまで、案件を引き受けたらまずは5秒でもいいから手を動かしなさい、という若手時代に受けたアドバイスを信条に仕事をしてきた。仕事は全然終わらなかった。。この本を読んで、一度手を付けたら、一気に8割がた仕上げるように仕事の方法を変えてみたところ、途中でちょっと見せてと言われても出せるし、何よりペース配分がものすごく楽になった。

こんな人に読んでほしい

仕事が終わらない人。


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