減塩。始めてみて、変わったこと。
突然ですが「減塩」をしています。
もう少し詳しくいうと、日々の食事において、食べ物に含まれる「塩分」を強く意識する。そして、1日3食を通して体内に取り込む「塩分」の合計が一定量を超えないように気を配る。そのようなことに取り組んでいます。
例えば、上のチキンの照り焼き。調味料には、酢と甘味料(はちみつなど)しか使っていません。減塩レシピとして酢が使われることは多いのですが、塩や醤油などを少量、加えることはあると思います。でも、このチキンには塩気のものは一切、加えませんでした。それでも物足りなさは感じません。
(「鶏肉」「酢」「はちみつ」でレシピを検索すると、ほぼこんな感じ)
この、自分ひとりの「減塩キャンペーン」。始めてから2年が過ぎました。ここまで続けると、にわかなマイブームではなく、習慣として定着していることを実感しますが、でも正直いって内心にあるのは、2年でやれた達成感と、2年もかかった不甲斐なさの半々。。
「減塩」をすることは難しいです。正直な実感として。でも続けるうちに、味覚以外に様々なことが変わっていきます。そこには、感動がありました。
すぐに反応したのは身体で、短期間で驚くくらい体重が減りました。始めて10日で3kgも減ったときは、嬉しいより、空恐ろしくなりました。笑。
次はメンタルですが、これにはだいぶ波がありました。「減塩」に対し積極的でありたいのに、気を抜くと、塩気のものを口にしてしまうのです。そんな自分を叱り、励まし、なだめて続けたところ、弱い自分と、それを戒める自分との折り合いがついたのか、意志のバランスがとれてきた気がします。延いては、判断力(速さ、正確性)の高まりにつながったように思います。仕事の場面だけでなく、プライベートにおいても。
(先の達成感は、結果としてダイエットにつながり維持していることに感じるもので、塩気を欲しがる自分を甘やかしたことは不甲斐なく思うのです)
「減塩」は難しいのですが、身体にとっても、心(というか精神?脳?)にとっても、得られるものは多い気がします。取り組んでみて損はないかと。これまでのことを思い出しながら、少しずつ書き留めようと思います。