NoRichesJapan 2024 9月振り返り
はじめに
こんにちは、グシャです。
先月に引き続き振り返り記事、やっていきます。
9月の入賞デッキまとめ
※集計対象 9/1~9/29に行われた大会の優勝デッキ
9/30に行われた優勝者限定大会の1~3位のデッキ
入賞数7
・ドラゴンメイドティアラメンツ
入賞数6
・捕食植物
入賞数3
・ドライトロンヌーベルズ
入賞数2
・@イグニスター
・鉄獣戦線
・アロマージ
・ペンデュラムGS
入賞数1
・音響マジェスペクター
・サンアバロン
・リバースGS
・フルバーン
・ヴェンデット
・オルフェゴール
・花札衛
注目デッキ紹介
ドラゴンメイドティアラメンツ
先月に引き続き登場です。数を伸ばして遂に入賞数トップになりました。また、9月の優勝者限定大会で優勝したデッキでもあります。
新しく採用されたカードで目を引くのは儀式モンスターである『ヴァレルロード・R・ドラゴン』です。このデッキでは儀式召喚は行わず、『継承』やティアラメンツモンスターとの組み合わせで使われます。継承の効果でR・ドラゴンを墓地に送ることで、『エリアル』を除くシャドールモンスターをサーチできます。また、②の効果で、ティアラメンツモンスターの墓地効果を起動しながら自身を回収することができます。
捕食植物
久々に環境に上がってきたのは捕食植物です。シャドールと新テーマである雷禍を新たに仲間に加え、リンク主体のデッキとなって帰ってきました。
『サンアバロン』モンスターでLPを維持し、『継承』を軸としたシャドールギミックで両プレイヤーのリソースを管理するロングゲーム寄りの動きを取ります。
弱点としては、相手のLPを詰める能力が低いことが挙げられます。仮に相手のリソースを全て刈り取ったとしても、そのまますぐにリーサルまで持っていけない部分には少々もどかしさを感じざるを得ません。
雑感
9月も新パックの影響が大きかったな、と思わされる1か月でした。特に、『蕾禍ノ玄神憑月』は植物族主体のデッキのパワーを上昇させ、捕食植物やアロマージの入賞数に影響を与えました。
海外先行カードの『盛悴のリザルドーズ』は、リンク召喚しやすい汎用リンクモンスターであり、打点操作や手札補充を1枚で行えるため、多くのデッキで採用されていました。
また、今月非常に良く見かけたのが『サブテラーの継承』とシャドールモンスターを組み合わせた【継承ギミック】です。今回紹介した2デッキにも採用されています。
『継承』はリバースモンスターに関連した、二つの効果のうち一つを選択して使用します。
一つ目の効果では、手札・場のモンスターを墓地へ送ることで、そのモンスターと同じ属性のリバースモンスターをサーチすることができます。この効果で、必要なシャドールモンスターを手札に呼び込むことができます。
二つ目の効果では、手札・場のリバースモンスターを墓地へ送り、そのモンスターと同じ属性でよりレベルの低いモンスターをサーチします。これにより、シャドールモンスターの墓地効果を起動しながら、後続のモンスターを用意することができます。
NRで主に使われるシャドールモンスターは闇・水・炎属性であり、これらの属性を使用するデッキ、また、墓地をリソースとして使用したり、墓地効果を多用するデッキはこの継承ギミックと相性が良いです。
シャドールモンスターも非常に優秀であり、相手の墓地リソースを枯らす『エリアル』や、実質サイクロンの『ドラゴン』などは強力な妨害札です。
このギミックの核である『サブテラーの継承』は、発動後再セットされ、毎ターン使えることも強い点です。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問やご要望などございましたら、グシャのX(@gusya_yugio)までお願いします。
グシャでした。