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どうなる?おんがく村

現在、熊本の僻地からコザの変換を時にははらはら、時には項垂れながら見ている私なのですが、あまりにも目まぐるしく変わり、目眩がしています。
まずはコザボウリングの来年3月31日での閉業。

コザの友人知人たちがコザボウリング行ったという話を聞くだけで実は未だに来店したことはないですが(こら!)、コザに滞在する最後の夜はコザの街をじっくり散歩(徘徊?)するのですが。コザボウリングのネオンを見る度に、「ああ、コザの灯りだよなあ。またくるね」と思ったのでした。
来年の4月からもうコザボウリングの灯りは見られないのだなとやりきれなさが募ります。
次に、北京亭のご店主仲本さんの訃報。
北京亭の前屋号『李白亭』の頃から味の評判が名高く、行こうと思ってもなかなか行けず、パルミラ通りの店舗が閉業。
その後、クラウドファンディングを通し、中央パークアベニューのスケート場『オリオンスケート』の間借りから再スタートし、同パークアベニュー内『コザ食堂』跡地に移転オープン。
さあ、今度こそコザでも評判の『北京亭』のラーメンと餃子を食べるぞ!と思った矢先のご店主・仲本さんの入院。
ご年齢がご年齢だからなとはらはらしていたら……。
『北京亭』の公式Instagramアカウントにて仲本さんの訃報が報じられました。



結局、仲本さん渾身のラーメンと餃子を知ることができなくなりました。

このふたつのニュースでかなり気落ちしているのに、友人からとどめの一報を知らされ、気絶しそうになりました。


この記事を見た時倒れそうになりました。

はあ?ありえんだろ?ありえんだろ?沖縄市。

さんざ音楽の街を標榜しておいておんがく村にこんな仕打ちありえんだろ?なあ?沖縄市?

次に沸き上がったのはこの憤怒の感情でした。
沖縄アリーナのこけらおとしと、バスケットチーム琉球キングスの快進撃からだんだん沖縄市はスポーツに力を入れているのは友人知人を通して知る最近のコザの街からひしひし伝わります。
が、民謡、ジャズ、ポップミュージック……。そして基地の街の産物であるロック。
街を歩くとどこかしらで音楽が聞こえていたコザの街。その音楽の歴史を知れ、膨大な沖縄音楽の資料が閲覧できるおんがく村は貴重な場所なのに……。
確かに一部音楽ジャンルに関しては行政とのズブズブや新人が育たない弊害等もあり、それに関しては私も憤りや思うことが多々あります。が、それはそれ。これはこれ。
おんがく村閉鎖はあまりにもあんまり過ぎるだろ? 
音楽の歴史に触れることでコザの音楽を知り、コザの街をまた訪れる人もいるのに!
それに、おんがく村には今もなお沖縄のアイコンとして称えられる安室奈美恵さんの貴重な資料があるというのに!安室奈美恵とスーパーモンキーズではなく、スーパーモンキーズ名義時代のライブチケットが見られるのはおんがく村だけなんだぞ!
そんな宝の山をみすみす捨てる気なのか?沖縄市と悲嘆にくれています。
私の力は微力です。動いてもごまめの歯ぎしりにしかならないでしょう。
けれど、スポーツの街へと鞍替えを急ぐ余りに過去の歴史すら淘汰しつつある沖縄市に少しでも思い止まってもらえたら、そして、おんがく村が存続できたらと思い、このnoteを通してエールを送り、続報がわかり次第また記事にしようと思います。

負けるなよ!おんがく村。
おんがく村を必要としている人たちはたくさんいるんだよ!



(文責・コサイミキ)

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