望郷の旅(6年ぶりの来沖編)vol.4
※今回は込み入った話があるので有料という名の鍵付きにいたします。
なかなか寝付けない。どうしよう。寝ないと。肌荒れした状態で会うのはやっぱり嫌だから。
白湯をもう一杯だけ啜り、私はリュックサックからお守りを取り出した。
昭和アイドルについて語るブログをしていた時に不定期でアップしていた二次創作の、初めていただいたファンアートが、当時常連さんだった人形作家さんお手製のこのお人形である。
お人形をくださったその方とは残念ながら疎遠になってしまったが、お人形は旅に出ると必ず持っていくお守りとなった。私はお人形を握りながら数時間後に待つ重大な出来事が滞りなく行われることをひたすら祈った。
すると、お人形の羊毛フェルトの柔らかな手触りが安心させてくれるのか、眠気がさしてきて、私は眠りにつけた。
朝がきた。夜中にお好み焼きと焼き鳥を食べた四十路女の朝食とは思えない朝食だが、腹が減っては戦はできぬ。なので、あいろむさんからいただいたサーターアンダギーと、セブンイレブンで買ってきた豆乳と牛乳を朝食代わりにした。
チェックアウト時間ギリギリまで部屋に居座り、チェックアウト15分前になってようやく移動。ホテルニューセンチュリーの方々に御礼を言いつつ、去る。さて、移動しなきゃと思うものの、荷物がまだ重い!
タクシーが見つかったので思い切り手を振って乗る。行き先は次の滞在先であるデイゴホテルだ。
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