ドイツ - ハンブルク アルスター湖クルージング
ハンブルク(Hamburg)はドイツ北部の大きな都市です。エルベ川沿いにあり、運河も多く水運で栄えてきました。アルスター湖という大きな2つ湖が都市の中にあり、周囲は市民の憩いの場となっています。アルスター湖は、遊覧船でクルージングできますので紹介します。(この記事は2014年05月頃にドイツのハンブルクを旅行した時のことを書いています。)
アルスター湖は、外アルスター湖と内アルスター湖の2つの湖からなっており、遊覧船の発着場は内アルスター湖の南の端にあります。ちょうど船が来ていました。遊覧船のチケット売り場はこの写真の位置から西側(左手)にあります。
ハンブルクカードという観光カードがあれば割引されます。このカードは、ハンブルク市内の観光で便利なので購入することお勧めします。
広々とした船内です。5月の初めの北ドイツは、やや気温が低く肌寒いですが、遊覧船は窓と屋根があるので内部は温かかったです。テーブルには、アルスター湖を中心市としたハンブルク市内の地図が書かれているので、どのあたりに観光スポットがあるかよくわかります。
船から北側を見ると、内アルスター湖の大きな噴水が見えます。遊覧船はこの噴水の近くを通り、その先にある外アルスター湖との境の橋の下をくぐります。
内アルスター湖は小さいのですぐ橋を越え、外アルスター湖に入ります。北側の街が遠くに見えます。ここからがクルージングの本番です。
外アルスター湖に入ってすぐ、西側の風景です。中央部に見えるのはボートクラブです。1836年に設立されたドイツで最も古いクラブだそうです。湖ではカヌーなどボートスポーツをしている人が多いです。
外アルスター湖に入ってすぐは東側を回るので、湖岸の近くを通ります。地元の人が船に乗っているのが見えました。小さい船でもドイツ国旗を揚げています。
遊覧船観光では、このようなガイドタブレットを貸してもらえます。GPSが付いていて、今どのあたりを見ているかが一目でわかります。オーディオガイドもついていて便利です。
外アルスター湖の中央部から西を見ると、ハンブルク・テレビ塔が見えます。ハンブルクのランドマークであり、271.5mの高さがあります。以前は展望台として開放されていましたが、2014年時点では閉鎖されていました。
外アルスター湖の北端にある、クルークコッペル橋が見えてきました。遊覧船は、この辺りで東に進路を変えます。
外アルスター湖の北東部は、高級住宅街となっています。湖岸はジョギングコースになっているので、ウォーキングやジョギングしている人が多くみられます。ところどころに、ベンチもあり座って休むことでもできます。
ヨットが、いっぱい並んでいました。この辺りのセレブの人たちが、ヨットスポーツを楽しんでいるのでしょうか。外アルスター湖の北部は、つながる川や運河が多いので、船はスポーツだけでなく、移動や運搬手段としても活躍しているようです。
外アルスター湖のクルージングが終わり、内アルスター湖に戻ってきました。噴水と船着場が見えてきました。噴水の先に見える高い塔は市庁舎の建物です。
天気も景色もよく素敵なクルージングになりました。船着場はハンブルク駅や市庁舎から近い位置にあるのでアクセスしやすいです。ハンブルクを訪れる際は、アルスター湖のクルージングに参加されることをおススメします。
アルスター湖クルージング
http://alstertouristik.de/