ドイツ - ニュルンベルク Hausbrauerei Altstadthof
ドイツ南部の都市ニュルンベルク。旧市街地北には、神聖ローマ帝国の皇帝が1050年から1571年の間、居城としたカイザーブルク城がある歴史的な都市です。また、第二次世界大戦後、敗戦したドイツを裁く裁判が行われた都市でもあります。ニュルンベルクにはブルワリーが複数あり、その1つ「Hausbrauerei Altstadthof」を紹介します。(2018年夏訪問)
ブルワリーの場所は旧市街の北西部。クリスマスマーケットの市場から、カイザーブルク城へ続く坂道を、城の手前に左折した途中にあります。また、周辺に多くの観光スポットがあります。
建物内部はレストラン席、中庭にはテラス席。天気が良く、屋外で飲みたかったので、中庭の席に座らせてもらいました。
ビール醸造以外にも、蒸留も行っています。その設備たちは、中庭の席からは、ドアもしくはガラス越しに見えます。
この地方の伝統的なRote bier(レッドビール)を醸造し、提供しているブルワリーでもあります。さっそく、Rote bierをオーダー。外観は透き通った赤色、泡立ち良いです。モルト感がしっかりあり、ホップはマイルドな感じで苦味は弱めです。軽めの飲み口で、暑い日にあいます。
料理は、ニュルンベルガー・ヴルスト(ニュルンベルク地方の伝統的なソーセージ)を、ビールによるスープに入れたもの。グリルとは違う味わい。黒パンが添えられています。もちろん、ビールにあいます。
塩味の濃い料理が多いので、レタス、トマト、キュウリなど新鮮な野菜のサラダは嬉しいです。見た目の鮮やか。
次のビールは、Schwarz(シュバルツ)。外観は黒色、泡立ちもよいです。ローストしたモルトの風味、飲み口も重くなく、喉越しはよいです。ドイツらしいバランスの良いシュバルツ・ビールです。
店内では、他の団体がドイツの乾杯の歌「Ein Prosit(アイン・プロージット)」を歌っていました。また、醸造所見学ツアーもある様で、ガイド付きで案内されている姿も見ました。時間に余裕があれば、そちらも参加してみたいですね。
「Hausbrauerei Altstadthof」は、ビール以外に料理や蒸留酒も充実しています。近くのカイザーブルク城の観光とあわせ、ランチなディナーととも楽しんで見てはいかがでしょうか。ニュルンベルクを旅する際は、訪れることをおススメします。
■Hausbrauerei Altstadthof