ドイツ - ニュルンベルク Lederer-Kulturbrauerei
ドイツ南部の都市ニュルンベルク。旧市街地北には、神聖ローマ帝国の皇帝が1050年から1571年の間、居城としたカイザーブルク城がある歴史的な都市です。また、第二次世界大戦後、敗戦したドイツを裁く裁判が行われた都市でもあります。ニュルンベルクにはブルワリーが複数あり、その1つ「Lederer-Kulturbrauerei」を紹介します。(2018年夏訪問)
ブルワリーの場所は、旧市街の西の端から、川沿いに徒歩で約20分。結構離れているので、歩くのがつらい場合は、Uバーン(Bärenschauze駅)など公共交通機関を使いましょう。なお、ニュルンベルク裁判所博物館がすぐそばにあります。
「Lederer-Kulturbrauerei」は、1468年創業の長い歴史があり、ニュルンベルクでは老舗です。また、Kulturbrauereiとは文化的な醸造所という意味です。レストラン席では、客席近くに醸造設備を見ることが出来ます。
外には広いビアガーデンもあるので、天気が良い日はテラス席でビールを味わうことが出来ます。夏に訪れたので、テラス席で楽しむことにしました。
オリジナルのLederer Kroko ungespunden。少しにごりのある外観、香り・風味ともモルト感がしっかり出ています。ホップは弱め、麦の旨味を味わっている感じです。
オリジナルのプレミアム・ピルスナー。透き通った金色。華やかなホップの香り、その風味と苦味。ホップがよく出ていますが、強すぎるわけではなく、モルトとバランスが取れている感じです。ドライ過ぎないので、味わって飲みたいピルスナーです。
アルコールを飲んでる、かつ、気温も高く汗をかくので水分補給は大事です。炭酸のミネラルウオーターも頼みましたが、値段はビールと大差ありませんでした。
スィーツとして、ラズベリーとレモンのシャーベットとストロベリーをオーダー。暑い夏の日だったので、ひんやりしていて美味しいです。
「Lederer-Kulturbrauerei」は、醸造所でビールを飲むという雰囲気をたっぷり味わえる場所です。旧市街からは少し離れていますが、ニュルンベルクを旅する際は、訪れることをおススメします。
■Lederer-Kulturbrauerei