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ドイツ - ウルム ドイツで最も高い塔を持つ大聖堂
ウルム(Ulm)は、ドイツ南西部にある街であり、ドイツで最も高い塔を持つ大聖堂があります。ドナウ川沿いの素敵な街でもありますので、紹介します。(この記事は2016年12月頃にドイツのウルムを旅行した時のことを書いています。)
ウルムは、滞在していたシュツットガルトから高速鉄道で1時間ほどで着きます。中世以来ドナウ川の水運で栄えた街です。市街地には、当時の景観を多く残しています。
市街地は駅の東側です。バーンホーフ通りを歩いていくと、ウルム大聖堂が見えてきます。目印がはっきり見えるので迷いません。通りの両側はショップになっていますが、訪れた時間が朝早いため、閉まっていました。
ウルム大聖堂がある、ミュンスター広場まで着きました。観光地ですので、案内板があります。この辺りには観光案内所があるので、パンフレットなどをもらったほう良いでしょう。
正面から見たウルム大聖堂です。1377に建設が始まり、1890年に完成した大聖堂です。500年以上かかっているなんてすごいですね。ゴシック様式の建築が素敵です。
塔の高さは、161.53mあります。143mにある展望台までは階段で登ることができます。大聖堂内部は無料ですが、塔へ登るのは有料です。
大聖堂内部の写真です。荘厳な雰囲気です。クリスマス時期の為、ツリーがありました。冬なので外は寒いですが、内部は暖房が効いていて温かいですので、ゆっくり内装を見学しました。
内装の1つ、ステンドグラスの写真です。綺麗です。時間を作ってしっかり見学されることをおススメします。
大聖堂を側面から見た写真です。塔の高さに目が行きますが、建物自体の大きさ、および外装もすごく素敵です。
ウルム大聖堂の南には、市庁舎があります。1370年に建てられた商館を1419年に市庁舎としたそうです。色鮮やかな壁画が特徴です。
市庁舎のさらに東を目指します。ウルムにはかつての城壁が残っており、各所に門があります。景観の保存に力を入れていることがうかがえます。
アインシュタインの泉につきました。物理学者のアルバート・アインシュタインはウルム生まれですので、そのモニュメントがあります。舌を出したユニークな像の下が泉になっています。しかし、訪れた時は水が枯れていたので、泉はありませんでした。
市街地の南に行くとドナウ川が流れています。ドイツ南西部から始まり、オーストリアなど多数の国を通る国際河川ですが、上流域に近いウルムでは、川幅はそれほど大きくありませんでした。
ドナウ川沿いの遊歩道を西に歩くと、漁師の一角という場所に出ます。ここはかつては、ドナウの両氏が住んでいたところで、入り組んだ水路と木組みの家が立ち並んでいます。現在はレストランなどになっています。
ウルムはいかがでしたか?ドイツの都市ではマイナーな名前ですが、大聖堂や市街地など見どころがあります。ドイツ南部を旅する際は、訪れる都市の候補にすることをおススメします。