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ドイツ - ケルン Päffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)

ドイツ西部の都市ケルン。中心部にはライン川が流れ、旧市街にはケルン大聖堂など観光名所が多数ある都市です。また、主要道路、鉄道や水運などドイツ西部の交通の要衝でもあります。ケルンには、ケルシュと言う歴史あるビールのスタイルがあり、その銘柄の1つ「Päffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)」を紹介します。(2019年1月訪問)


「Päffgen Kölsch」を味わえる「Brewery Päffgen」は、旧市街の西側、レストランやカフェが並ぶフリーゼン通りの中にあります。ケルン中央駅からは遠く、ケルン西駅の方が近いです。ケルン中央駅から行く場合は、歩き慣れていれば、観光スポットを見ながら徒歩という選択肢もあります。そうでない場合、ケルン西駅から行くことを勧めます。

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私が初めて「Brewery Päffgen」を訪れた時は日中。営業開始直後にあたる時間ですが、店内はがらがらでビールの樽もありません。店員に尋ねたところ、「まだ開いてないよ、もう少し遅い時間で来てね」と言われました。仕方ないので、他のブルワリーでビールを飲むなどしし、開店を待ちます。

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夜に再び訪れたところ、店内は大盛況。人があふれんばかりです。店員に一声かけ、空いているテーブル席へ。ケルンのビールと言えば、ケルシュ。「Bier bitte!(ドイツ語で、ビール下さい)」と言えば、ケルシュ「Päffgen Kölsch」が出てきます。

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ケルシュはシュタンゲ(Stange)と呼ばれる、円柱状のグラスで提供されます。ケルシュを提供するグラスには形状まで決まりがあり、ケルシュを扱っているケルンのお店では、どこもシュタンゲ(Stange)での提供です。なお、シュタンゲ(Stange)は、クランツ(Kranz)と呼ばれる取っ手付きの円形お盆で運ばれます。

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Päffgen Kölsch。外観は、透明感ある金色。フルーティな香り。口に含むと、その風味が華やかに広がります。苦味はなく、甘みはほんの少し、すっきりしていて後にひかない味わい。飲み口はとても軽く、飲みやすいです。ケルシュ自体が、クセの少ないビールのスタイルですが、ここのケルシュは特にクセを感じない飲みやすさ。美味しい!

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料理は、Schweinsteak Jager Art。ポークステーキに、マッシュルームを使ったソースをかけたものです。フレンチフライ、サラダ付き。ボリューム感たっぷりです。もちろん、ビールとも相性抜群。旨い!

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シュタンゲ(Stange)が空くと、何も言わずに、どんどんビールを追加されます。まるで、わんこそば。止めないとエンドレス。これぞ、ケルシュの飲み方です。止め方は、コースターをグラスの上に置くことです。

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店員は大忙しで動き回っていますが、愛想は良いので雰囲気は良いです。来て良かった。

「Päffgen Kölsch」を味わえる「Brewery Päffgen」は、ケルン旧市街の西側であり、ケルン中央駅からは離れています。しかし、素晴らしいケルシュを味わえることには間違いありません。ビール好きに限らず、是非訪れることをおススメします。

■Päffgen Kölsch

http://www.paeffgen-koelsch.de/

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