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ドイツ - シュトゥットガルト メルセデス・ベンツ博物館(Mercedes-Benz Museum)

シュトゥットガルトは、ドイツ南西部にある工業が盛んな都市です。ここにはベンツの本社、スタジアムや博物館があります。滞在していた時に、メルセデス・ベンツ博物館を訪れましたので紹介します。(この記事は2016年12月頃にドイツのシュトゥットガルトを旅行した時のことを書いています。)

シュトゥットガルトにあるベンツ博物館には、Sバーン(近郊電車)のBad Cannstatt駅で下車し、ダイムラー通りを徒歩でネッカー川に向かいました。メルセデス通りに突き当たるので、左側(南東方向)へ歩きます。10~15分ほどでUバーンのNeckarPark(Stadion)駅付近に着きます。ここからさらに10分かかるので、20~25分も歩くことになります。シュトゥットガルト市街からは、UバーンのNeckarPark(Stadion)駅で降りた方が近いです。

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この辺りは、スポーツ複合施設が多くあり、ベンツのスタジアム(Mercedes-Benz Arena)もあります。ベンツスタジアムのすぐ隣にポルシェアリーナ(Porsche Arena)がありますが、規模感ではベンツの方が大きいです。

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スタジアムを越えて、さらに進むとメルセデス・ベンツ博物館(Mercedes-Benz Museum)が見えてきます。博物館の南西にはメルセデス・ベンツ販売店、東にはメルセデス・ベンツ自動車工場です。博物館前には、入場待ちの行列ができていました。

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行列に並び、入り口をくぐるとMercedes-AMG GTRがお出迎え。しかし、チケットを買うための行列が、館内にも長く続いています。時期にもよりますが、待ち時間が長いことを考慮してスケジュールしたほうが良いです。

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ようやくチケットを買えました。黒字にシルバーとベンツらしい高級感があります。博物館の見学コースはエレベーターで最上階に行き、そこから1階ごとに降りていく順路となっています。

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最初の乗り物は・・・馬!自動車の前の輸送手段といえば馬ですので、ここがスタートなのですね。

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開けたフロアに入ると、黎明期の自動車が展示されていました。乗り心地は良くなさそうですが、ベンツの車造りはここから始まったのですね。

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ショーケースの中では、年代順にベンツの造った車が展示されています。だんだん自動車が進化しているのがわかります。

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一つ下のフロアは、初期のベンツの展示コーナーになっています。レトロな感じがしますね。この時代の自動車は高級品です。

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階を移動するスロープには、経歴や車以外のものが展示されていました。なんと飛行機です。当時の飛行機のレシプロエンジンは、車と仕組みがほとんど同じ様です。

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ベンツは、飛行機のエンジンも作っていました。これは、1937 Mercedes-Benz Flugmotor DB601と名前が書いてありました。

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高級車以外にも、バスなど一般人に身近な車の展示コーナーもあります。この正面の車は1927 Mercedes-Benz 12/55 PS Pullman-Limousineです。こちらも色々な年代のものがあり、面白いです。後ろには、古い時代のバス、右後ろには現代のバスがなどあります。

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かなり年代物の2階建てのバスです。車輪がすごく細いですね。リプトンの英語広告やハンドルが右についているので、イギリスで使われていたものでしょうか。

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1つ下のフロアに着きました。第二次大戦前までの近代のベンツが展示されています。正面の車は1937年のものと説明がありました。

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同じ階層の一般人に、身近な車の展示コーナーではトラック、タンクローリーなどはたらく車が展示されていました。ベンツマークのインパクトがすごい。

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1つ下のフロアに着きました。第二次大戦後のベンツの展示になります。この車は1954 Mercedes-Benz 300 S Cabriolet Aです。300セダンは世界の政治家、王侯貴族、著名人の乗用車として活躍したそうです。

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この時代から、流線型を取り入れるなど、洗練された形になってきました。この車は1955 Mercedes-Benz 300 SLR Uhlennaut-Coupeです。

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この車は、1962 Mercedes-Benz 300 SL Roadsterです。情熱的な赤色が印象的です。

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同じ階層の別の展示コーナーには、警察用の車が展示されていました。POLIZEIはドイツ語で警察という意味です。

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変わった車がありました。後ろのガラス張りは何でしょうか。

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これは、ローマ法王が使った車と説明がありました。防弾ガラスになっているそうです。

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1つ下のフロアに着きました。ここからは、現代の車の展示になっています。

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環境に考慮した内燃機関以外の車も展示されています。手前の車は燃料電池自動車、後ろの車は電気自動車です。

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さらに下のフロアでは、ベンツのモーターレースへの取り組みに関する展示がされていました。F1レースやラリーで、使われた車が多数展示されています。

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優勝した時のトロフィーやドライバーの服など、多数展示されていました。モータースポーツが好きな人にとっては、すごく楽しい展示でしょう。

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見学が終わりました。見学コースが終わったところにはカフェがあり、軽食を楽しめます。博物館のショップへ続く廊下には、Mercedes-AMG C43 4MATIC Cabrioletが展示されていました。

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外に出るとすっかり日が暮れていました。メルセデス・ベンツ博物館も照明がともり、綺麗です。

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メルセデス・ベンツ博物館はいかがでしょうか。人気観光スポットの一つであり、車好きの方なら1日いても飽きないかと思います。内部には休憩スペースが多くあったので、休みながら自分のペースで見学ができます。シュトゥットガルトを訪れる際は、見学することをおススメします。

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