デンマーク - ヒレロズ 湖の中にたたずむフレデリクスボー城
デンマークの首都コペンハーゲンから北には、ヒレロズという街があります。ここには、フレデリクスボー城という湖の中にたたずむ美しい城がありますので紹介します。(この記事は2014年12月頃にデンマークを旅した時のことを書いています。)
ヘルシンオアにてクロンボー城を見学した後、電車でヒレロズへ向かいました。コペンハーゲン中央駅から向かう場合は、エストーE線の終点の駅になります。
電車の前の席は犬連れの方でした。ペット可能なのですね。つぶらな瞳が可愛いです。
ヒレロズ駅の駅舎は石造りで立派です。フレデリクスボー城へのバスも出ていますが、徒歩で15分ほどで着きますので、歩いて途中の街並みを見るのもいいでしょう。
観光地なので、街中に案内板があります。徒歩でも迷いません。
城がある湖までたどり着きました。湖面には氷が張っているのが見えます。地面には、まだ雪が残っていて寒いです。不思議なモニュメントがあったのでつい写真を撮ってしまいました。
フレデリクスボー城へ向かうための橋を渡ります。この位置からは、まだ城は見えません。
フレデリクスボー城へ続く道です。赤レンガの建物達が歴史を感じさせます。ここまで結構歩いてきましたが、城はまだ先です。
遂にフレデリクスボー城の前にたどり着きました。ルネサンス様式の綺麗な城と噴水が絵になります。この城は、16世紀の中ごろ、フレデリック2世が地方の貴族から入手したものです。
フレデリクスボー城の近景です。城は1859年に火災で焼失しましたが、カールスベア社の創業者J・C・ヤコブセンが主導して再建されました。現在は国立歴史博物館になっていて見学ができます。
フレデリクスボー城を北側に抜けると庭園へ続く道に出ます。この先の右手に庭園がありますが、冬場なので雪化粧でした。
庭園付近の湖から眺めた対岸のフレデリクスボー城です。屋根と地面には雪、噴水周り以外は氷が張っていて冬の風景です。日暮れが近いので、空が少し赤くなってきました。
街側に近い湖の対岸まで歩きました。ここからはフレデリクスボー城の全景が見えます。城に入るために渡った橋は左手ですので、この写真の左から右に見学したことになります。
駅に戻る途中、可愛い風車がありました。夕暮れ時がそろそろ近い時間帯なのか、イルミネーションが灯っていました。
フレデリクスボー城の紹介でした。雪化粧の湖上の城は、見ごたえがありました。夏には湖をめぐる遊覧船があるので、ベストシーズンの夏も訪れたくなりました。デンマークを旅行する際は、旅行ルートに入れることをおススメします。