ドイツ - ベルリン Brauhaus Lemke am Schloss(ブロイハウス・レムケ・アム・シュロス)
ドイツの首都ベルリンには、観光名所がたくさんあります。小規模の醸造所であるマイクロブルワリーも増えてきており、観光の合間に訪れれば、その場でしか味わえないフレッシュなビールを楽しめるでしょう。その一つ「Brauhaus Lemke am Schloss(ブロイハウス・レムケ・アム・シュロス)」を紹介します。
ベルリンの西には、シャルロッテンブルク宮殿があります。この宮殿は、プロイセン王・フリードリヒ1世が、妃のゾフィー・シャルロッテのために建設しました。第二次世界大戦で被害を受けましたが、現在は外観も内装も綺麗に修復されています。(下の写真は宮殿内部)
「Brauhaus Lemke(ブロイハウス・レムケ)」はベルリンに3か所あるマイクロブルワリー&レストランです。「Brauhaus Lemke am Schloss」店は、ベルリン中心部から西にある、シャルロッテンブルク宮殿のすぐそばの店舗です。なお、Brauhaus(ブロイハウス もしくは ブラウハウス)はドイツ語で”ビール醸造所”、Schloss(シュロス)はドイツ語で”宮殿”の意味です。
店内は、広々としたビア・レストランです。内装の柱など宮殿風でもあります。入店すると、左右に分かれてテーブル席やカウンター席があります。
正面右手のテーブル席付近。発酵タンクなどの醸造設備が、すぐそばに見えます。右手の奥はトイレになっています。
正面左手のテーブル席付近。奥に貯酒タンクが見えます。この左手に、厨房や作業場がある様です。
醸造している液種は豊富です。ドイツの伝統的なビール以外にも、隣国チェコのボヘミアン・ピルスナーや近年のトレンドのIPA系もあります。
さっそくビールを味わいましょう。「BOHEMIAN PILSNER」。スタイルはボヘミアン・ピルスナー。外観は透き通った黄金色、爽やかで上品なホップの香り、ホップとモルトのバランスのとれた風味です。強すぎないホップの苦味がちょうどよく、スッキリとした味わいです。
「ORIGINAL」。スタイルはVIENNESE LAGER。外観は黒に近い褐色、光に透かすと透明感があります。ローストしたモルトの香りと風味。強すぎないホップの苦味です。スッキリとした味わいで飲みやすいです。
料理は、ベルリン風ミートボール。サイズが大きいので、ミートボールというより、ハンバーグですね。ポテトがたっぷりついてきます。これだけで、満腹なります。ビールとともに美味しく頂きました。
オリジナルビールの種類も多く、料理を充実しているブルワリーです。ベルリンに複数店舗ありますので、旅する際は訪れることをおススメします。
「Brauhaus Lemke(ブロイハウス・レムケ)」