ドイツ - マイセン 磁器の街とアルブレヒト城
マイセン(Meissen)はラベ川沿いにある街で、有名な磁器のマイセン磁器工場があるところです。また、アルブレヒト城(Albrechtsburg)という大きな城が残っております。(この記事は2015年05月頃にドイツのマイセンを旅行した時のことを書いています。)
滞在していたライプチヒからSバーン(近郊電車)にのり、マイセン・アルトシュタット(旧市街)駅でおりました。
南西にあるマイセン磁器工場に向かいます。トリービッシュ川沿いに歩くと10~15分で着きます。バス停もあるので、歩くのが苦手な方はバスを使いましょう。
マイセン磁器工場は、見学用工房と磁器博物館に分かれております。見学用工房ではマイセン磁器ができるまでの工程を見学できます。磁器博物館では18世紀のころからの磁器が大量に展示されています。また、ブティックやアウトレット、さらにマイセン磁器で食事ができるレストランもありました。
マイセン磁器工場を見終わったら、アルブレヒト城に行きます。私は街並みを見たいので徒歩で移動しました。距離があるので時間に余裕がない場合は、バスを使ったほう良いです。市街地の中心のマルクト広場より、市庁舎の建物です。
広場には、フラウエン教会(この時は改修中で残念)やカラフルな家が並んでいます。レストランもこの辺りに多くあります。
アルブレヒト城は高台にあるので、行くためには階段や坂を登ります。この日は観光客が多く、みんな頑張って階段を上っていました。
ようやく城門にたどり着きました。結構疲れましたので、体力に自信がなければ、バスやタクシーを使うことも考えたほう良いです。城門をくぐると大聖堂が見えます。市街地から見えていた大きな建物は、この大聖堂です。ゴシック調の建物で荘厳です。
アルブレヒト城の高台からエルベ川沿いを見た風景です。天気も良くて気持ちいです。水運が盛んなのか、運搬船が行きかっていました。
チケットを買ってアルブレヒト城に入りましょう。15世紀ごろに建てられた城で1710~1864年まで場内に磁器工場がおかれていたそうです。
アルブレヒト城内の一室です。内装が綺麗でため息が出ます。鎧も多数展示されており、写真で見るよりかなり広いフロアでした。スリッパに履き替えて見学となりますが、滑るので注意したほうが良いです。
アルブレヒト城内は、博物館にもなっており、街の模型、歴史や建築についていろいろなものが展示されていました。
アルブレヒト城のある高台にはレストランやカフェがあり、街を見下ろせながら食事ができます。せっかくなのでその一つに入りました。ケーキとマイセン・ビールをいただきました。素敵な風景を見ながら、美味しく飲めて幸せでした。ケーキにビールを合わせる人は少ないようで、ウエイトレスに何故?と言われました。(ビールが好きなんです!)
ラベ川の対岸から見たアルブレヒト城と大聖堂です。城下から見る風景も素敵ですね。川辺をのんびりと散歩すると良いです。
マイセンはいかがでしたか?ドレスデンやライプチヒからアクセスしやすい街ですので、マイセン磁器工場や城などを訪れてみてはいかがでしょうか。