ドイツ - ベルリン Pfefferbräu(プフェッファーブロイ)
ドイツの首都ベルリンには、観光名所がたくさんあります。小規模の醸造所であるマイクロブルワリーも増えてきており、観光の合間に訪れれば、その場でしか味わえないフレッシュなビールを楽しめるでしょう。その一つ「Pfefferbräu(プフェッファーブロイ)」を紹介します。
醸造所およびレストランの場所は、Alexanderplatz(アレクサンダー・プラッツ)駅からUバーンで2駅移動したSenefelderplatz駅の近くです。劇場に併設のブルワリーであり、建物2階にあります。2F中庭のテラス席から、醸造設備が見えます。内部は、お洒落なバー&レストランになっています。
1892~1921年の間は、他の醸造所がありました。その跡地を2007年にPfefferbräuとして、稼働させました。レストランと劇場への通路の間に、醸造設備が収まっている印象です。
ビールはピルスナー、ドゥンケルなど伝統的なドイツビール、ペールエール、IPAなどドイツ以外のスタイルのクラフトビールがあります。比較的新しいブルワリーらしく、メニューにABV(アルコール分)とIBU(国際苦味単位)など、数値表記があります。
Berliner Schnauze。濁りのある黒色、ローストしたモルトの香りと風味、ナッツの様な風味も感じます。苦みは強く感じなく、温度が上がり、香りが立ってくると甘さを感じます。スィーツとあわせたいDunkles Lagerbier(ドゥンケル ラガー)です。
焼きアプリコットのスィーツがあるので、オーダーしました。芳ばしく焼かれた香り、甘みと弱い酸味が良い感じです。チョコレートをかけられたバナナも、Berliner Schnauzeのビールとあいますね。
Prenz'l Pale Ale。フルーティな感じもあるホップの華やかな香り、フレッシュなホップの風味、ホップ由来の苦みを感じます。モルト感もあり、ホップとのバランスが良い印象のペールエールです。
メニューには肉料理も豊富です。訪れた時は満腹気味だったので、オーダーしませんでしたが、次の訪れる際はビールと一緒に味わいたいです。併設の劇場で楽しんだ後に、ここでビールを飲むのも良いですね。
■Pfefferbräu(プフェッファーブロイ)
http://schankhalle-pfefferberg.de/braugasthaus/