デンマーク - コペンハーゲン クリスチャンスボー城
デンマークの首都コペンハーゲンには、たくさんの見どころがあります。市内の中心部にある3つの宮殿・城のうち、クリスチャンスボー城(Christiansborg Slot)を紹介いたします。(この記事は2014年12月頃にデンマークのコペンハーゲンを旅した時のことを書いています。)
クリスチャンスボー城は、コペンハーゲン中央駅から北東あり、市庁舎から東側にあります。早朝から城に向かいましたが、ちょうど雪が降りだしており、視界が悪いうえ、歩きにくかったです。
城の前の広場から見た風景です。雪雲の暗さ、屋根や庭の白い雪、石造りの城がモノクロの風景を強調しより重く見えます。もちろんとても寒いです。城の中央の塔の四方には、デンマーク国旗がはためいています。赤地に白いスカンジナビア十字の国旗は、暗色の城の色と白い雪とマッチしています。
城の前に立っているのはデンマーク王クリスチャン9世の像です。政略結婚により各国と婚姻関係を結び、国を栄えさせた王様です。
城の前から通ってきた方向(南側)を見ました。朝早い時間で降雪なので、人が誰もいませんね。
城門から城を見た風景です。クリスチャンスボー城は1167年にアブサロン大主教にて建設されました。しかし、過去に5回破壊されており、現在の城は1928年にネオバロック様式で建て直されたものです。クリスチャンスボー城は運河に囲まれた小さな島になっており、地名はスロッツホルメン(Slotsholmen)と呼ばれています。実はコペンハーゲン発祥の地でもあります
途中に案内板がありました。雪をかぶっていて見にくいですが、デンマーク語と英語で説明が書かれています。運河の中の島の城であることがわかります。
かつては王宮として使用されていた城ですが、現在では国会議事堂や謁見の間として利用されています。5~9月はガイドツアーで見学できるようですが、12月に訪れたので中を見ることとは出来ませんでした。北側に抜けた先の広場です。
ここから北には、ニューハウンやアメリエンボー宮殿など他の名所があります。
クリスチャンスボー城の紹介でした。内部の見学出来ませんでしたが、外観は素敵です。デンマークの城・博物館は冬場は休館している時期・時間帯があるので、事前に調べて訪れることをおススメします。