デンマーク - コペンハーゲン ニューハウン~アマリエンボー宮殿
デンマークの首都コペンハーゲンにはたくさんの見どころがあります。市内の中心部にある3つの宮殿・城のうち、アマリエンボー宮殿と周辺の見どころを紹介いたします。(この記事は2014年12月頃にデンマークのコペンハーゲンを旅した時のことを書いています。)
アマリエンボー宮殿は、クリスチャンスボー城から北にあります。途中でニューハウンという運河沿いのエリアに着きます。写真の錨のモニュメントの先に運河があります。ここはかつて長い航海を終えた船乗りたちが羽を伸ばす酒場街でした。
運河に沿ってカラフルな建物が並んでいて、晴れている日にはかわいらしい風景が見られるそうです。しかし、冬場で雪が降った後なので全体的に暗く寒々しい感じでした。
途中に綺麗な建物がありました。「ODD FELLOW PALAEET」という名前の様です。
入り口には「PRIVAT OMRADE」とデンマーク語で書かれています。プライベートエリアという意味ですので、見学は出来ないようです。
少し北に歩くとアマリエンボー宮殿に着きます。中央広場には騎馬像があり、宮殿は広場を中心に4つの建物から成り立っています。元々は4つの貴族のためのものでしたが、クリスチャンスボー城が1794年に焼失した際、王室が居城をここに移して宮殿となりました。
この騎馬像の主は、アマリエンボー宮殿を造営したフレデリク5世です。
宮殿の各所にあるポストには毛皮の帽子をかぶった衛兵が立っています。現在の王室の住居でもあります。その警備は重装備の兵隊のような威圧感のない、優雅な装飾の衛兵です。なお、容姿端麗な方が多いようです。
宮殿の建物の1つです。一部は宝物展示室として一般公開されているようですが、冬の期間は休館のため入れませんでした。
宮殿の建物の1つです。屋根にデンマーク国旗が翻っている場合は、女王がいる証だそうです。この建物の旗はデンマーク国旗に王冠なので、この時はここに在宮されていたのでしょう。
時間がたつと、だんだんと訪れる人が増えてきました。防寒対策がしっかりしていますね。雪をかぶった宮殿というもレアな風景ですので、訪れてよかったです。
アマリエンボー宮殿と周辺の紹介でした。現女王の居城ですが、建物中央の庭まで一般人でも入ることができます。なお、アマリエンボー宮殿からにさらに北に行くとカステレット要塞にたどり着きますので、そちらも訪れることをおススメします。
デンマークの城・博物館は冬場は休館している時期・時間帯があるので、事前に調べて訪れることをおススメします。