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”Social Mirai Design”「激変する時代の未来デザイン」(第1回)

あなたにとっての大切な人。そんな距離感にいる人の困りごとや課題から始まるのがソーシャルデザイン。世界中の人々の価値観やライフスタイルが大きく変わり、「これまでの常識」が通用しない中で、「これからをデザイン」することが求められる……そんなコンセプトで開講されたSocial Mirai Design。今日はその第1回目でした。
自己紹介、お互いのメンバーを知る内容が中心でしたが、対話の中で気づきがあった点を2つ、備忘録として。
1)ソーシャルビジネスはマネタイズが難しい?
つまり稼ぎにくいってことですね。活動や取組みの対価としてお金をもらうことが難しい又は馴染まない。
地域づくりやその周辺の活動は、「貢献」という文脈で語られることも多いと思います。
対話の中でふと思いついたのは、「貢献活動100%では稼ぎにくい。」ということ。貢献だからそうなのかもしれませんが、いつまでもボランティアでは持続していくことができません。
だとしたら、通常のビジネスとの組み合わせによって展開していくことのほうがやりやすいのでは?つまり、通常のビジネスに貢献・福祉的要素をプラスしてやっていくことがポイントなのかなぁと。
通常ビジネス80%、貢献20%みたいな感じですね。
なんか地域づくり要素あるよね、ちょっと福祉的だよね、という「要素」として取り組んでいけば、ビジネスとしても継続していけます。
カフェや食堂にそういう機能をプラスする、とか、そういうことですね。
2)「良い地域」ってなんなんだ?
地域づくりの目的は、やはり「良い地域」を作ることではないでしょうか。だとしたら、「良い地域」とはどんな地域なんでしょう?
ふと思い出しました。
僕のばあさんは3年前、自営の化粧品屋から自宅に帰る途中、脳梗塞で倒れました。閉店後の商店街でしたが、ものの数分という時間で近所の方が救急車を呼んでくださり、おまけに「化粧品屋の〇〇さんだよね。」ということで、すぐ家に電話までありました。ばあさんは一命を取り留め、およそ1時間ぐらいで僕は病院に到着することができました。
うちのばあさんは、「地域」に救われたのです。ばあさんのことを知らなくても、救急車ぐらいは呼んでもらえたかもしれません。でもあんな短時間で自宅に電話をかけることはムリでしょう。こんな地域じゃなければ、「どこのばあさんだ?」ってなりますもんね。
そんな地域を僕は「良い地域」だと定義することにしました。

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