人は「考えたとおり」にはならない。
「こういう人になりたい。」という望みや理想を抱いたことはありませんか?
「やさしい人になりたい。」「リーダーシップを発揮できる上司になりたい。」「いつでもご機嫌な人になりたい。」そんな風に、「考える」ことは誰しもあると思います。
でも、人はいくら「考えて」いてもそのような人になることはできません。
なぜなら、「そういう人」というものは「行動」が積み重なってできているからです。
つまり、「優しい人」は、普段から優しい「行動」を積み重ねているから、みんなに優しい人と思われるのだし、
「リーダーシップを発揮できる上司」は、普段の仕事から明確な決断であったり、調整であったり、仕切りであったり、という「行動」があってはじめて「あの人はリーダーシップがある」と認識されるのです。
だから、人は「考えたとおり」になるわけではなく、「行動したとおり」になるんですね。
一つひとつの行動が性格をつくり、人格をつくり上げていきます。
頭で「考えて」いることを「行動」に移していく、そうしていくことで、なりたい人になっていけるのではないでしょうか。