世界は言葉でできている。~脳内でポジティブな対話をする~
「世界は言葉でできている。」という話を聞きました。
これを聞いたとき、「いやいや、いま僕は言葉を発してないけど、なんかモヤモヤしてるよ。」と思いました。
でもそのモヤモヤは、何か?と問われれば、言葉に表せると思います。
「いや、仕事がうまくいかなくて不安なんだ。」とか、
「やりたいことが見つからなくて困惑してるんだ。」とかです。
つまり、モヤモヤは言葉(言語)になって初めて姿を現すのです。
「いや、言葉で言いようのないモヤモヤなんだ。」という場合もあるかもしれませんが、それはうまく言葉に表せないだけで、うまくアウトプットできていないだけなのでしょう。
ここでいう「世界」とは、人間における精神世界の話であると思います。
なぜなら、言葉を持たない生物もこの世界で生きているからです。
正確に言うのなら、「人間としての精神世界は、言葉でできている。」ということでしょう。
言葉で言い表せないことは、世界に存在していないという理論ですね。
そして、頭の中の自分自身の会話(考えていること)も、言葉によって対話されています。
この「頭の中の対話」は、人によってネガティブになりがちな人と、ポジティブな人がいるそうです。
脳科学や行動の面から言うと、自分の頭の中でポジティブな対話がされている人は幸せを感じやすく、ストレスが少なく、成功しやすいと言われています。
それが行動になるからですね。
「あ~僕はいつもダメだ。またどうせ失敗する。」→何もやらない。
「今回は失敗したけど、今度はできるかも!」→行動する。たとえ失敗したとしてもそれを糧に改善して前に進める。
という違いですね。
自分の脳の中の対話は、自分自身で自由になります。
ちょっとだけ、ポジティブに回答してみてもいいのではないでしょうか。
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