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セミナーを主催するときの10のポイント

先月、知り合いがミニセミナーを初めて主催するとのことで、少しお手伝いをしてきました。
セミナーを受講するのと、主催するのとではその苦労に雲泥の差がありますね。あたりまえですが…。
そこで、セミナーを主催するにあたってのポイントを学びましたので、書いておきたいと思います。(顧客獲得型のミニセミナー)
ちなみにそのセミナーは、セミナーそのものを商品とする「情報提供型」ではなく、その後、サービスや商品を買ってもらうための「顧客獲得型」でした。

1)セミナーは無料または極めて安い値段(~せいぜい3,000円まで)で集める。
「顧客獲得型」のセミナーは人数が多すぎるとフォローできなくなるので、6人以内ぐらいでよいとのことです。

2)開始前に参加者と話す。
セミナーを開始する前に、参加者と話しておくことで、距離を縮めたり、参加意図を聞くことができます。会場もムードや自分自身の心の余裕にもつながりますので、ぜひおすすめです。

3)セミナーの冒頭では、「このセミナーで何を得られるのか?」参加者のメリットを伝える。
そうすることで参加者はそのポイントに向かって話を聞いてくれるようになります。

4)参加者に当事者意識を持ってもらう。
開始早々から参加者に質問してみましょう。特にふ~んって思ったのは、「5歳から15歳の子ども時代の話」を聞くことで、まるで古くからの友人のような親近感を持てるようです。

5)セミナーでは「応用」を伝えない。
過去の顧客の成功例や失敗例、基本的なセオリーなどは伝えても、「わたしの場合はどう?」というオーダーにはあえて触れないようにします。
そうすることで、その後のサービスや商品購入につながりやすくなるそうです。

6)参加者に問題を意識してもらう。
「このまま~~のままだったらどう?」というような困る問題を、参加者自らの口から語ってもらいます。
人は誰しも変わりたい、解決したいと思っていますが、自分自身の口からそれを発することでより「当事者意識」が高まります。

7)「もし」で行動しやすくする。
いきなり商品やサービスを買う決断をする人は少ないと思いますが、「もしこれを使ってみるとしたら、いつから?」とか「もし買うなら、どのプランですか?」などと、仮定の話に答えてもらいます。
ここで、それ以上いけそうだと思えば、「仮契約」してもらって、「あとでいつでもキャンセルしていいですからね。」という手法もありです。

8)迷ってる人の背中を押す。
この時点で、参加者は「理屈的には良いのはわかってる」状態になっている場合が多いです。
「この問題を解決するために、この~~が欠かせないとお思いですよね?それでも最後の決断をなさらない理由はなんでしょう?」と参加者の心の矛盾をちょっとつついてみます。(これはほどほどに)

9)すでに顧客となっている知人を使う。
おそらくセミナーを紹介したであろう知人から、商品やサービスをおすすめする話をしてもらいます。(このような知人を参加させておくのが大切ですね。)

10)アンケート
アンケートをお願いしますといってフィードバックや認識を確認することも大切です。セミナーのコンテンツの一つとして使いたければ「ふりかえりシート」などと命名するのもいいかもしれません。
ここでメールアドレス(連絡先)をゲットするのを忘れないようにしましょう。

自分の価値を提供したいセミナー、ずばり商品やサービスを売りたいときのセミナー、そんな小規模なセミナーをまず主催してみてはいかがですか?
6人までということなら、それほど気負わずにできるのではないでしょうか。

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