流れに乗っかること。~シンクロニシティ~
人生にはいろいろな選択肢があり、分岐点があります。
そしてその分岐点には、偶然とも思えるきっかけや誘いがあったりします。
例えば、偶然知り合った人に次の仕事を紹介してもらった、とか、偶然に職場で一緒になった人を好きになって結婚した、とかですね。
スイスの精神科医・心理学者のユングは、このような偶然を「シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)」と呼びました。
因果関係がない2つのものごとが、ふとつながり、それが人生の方向を決めていく。
一見、偶然に見える出来事が人生をつくっているというんですね。
思えば、地球上75億人の中から同じ国に生まれ、同じ時代を生き、同じ学校や職場になるというのは、奇跡的な確率と言えるでしょう。
このような奇跡的な確率を、単なる「偶然」ではなく、「意味あるもの」と認識することがシンクロニシティの考え方です。
だとすれば、人生の分岐点を決めるきっかけや誘いは、すべて「意味あるもの」。
そう考えれば、それに乗っかることが自然ですよね。
すべては導かれている。
誘いを断ってじっとしているより、その流れに乗って行動してみるのもよいかもしれません。
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