頭に来てもアホとは戦うな。
ビジネス書で長らく書店で見かけますね。
田村耕太郎さんの「頭に来てもアホとは戦うな。」
ざっくり言うと、あなたの足を引っ張る「当たり屋」みたいな人とのやりとりに時間を使うのはムダです、ということ。
この本、内容はさることながら、タイトルが本当に秀逸ですよね。
仕事をしていると、必ず他者との人間関係で悩むことがあります。
アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである。」とさえ言い切りました。
建設的な衝突ならいいのですが、往々にして「くだらない衝突」を体験します。
そしてその衝突は、「ストレス」になります。
そんなとき、僕はこの本のタイトルを思い出します。
「頭に来てもアホとは戦うな。」
実際にはその相手が「アホ」かどうかは別として、その相手と「冷静に距離を置ける」んですね。
相手とがっぷり四つに組んでしまうと、自分の心もそこに飲み込まれてしまいます。そうすると、逃げ場を失い、ストレスになるんですね。
でも、失礼ながら相手をいったん「アホ」とすると、自分の心がすっと冷静になれるんです。
僕としてはストレス解消のため、セルフケアのために、このタイトルのワードを利用しています。
本の趣旨とは異なるかもしれませんが、みなさんと一度試してみてはどうですか?
「頭に来てもアホとは戦うな。」