子ども達が楽しく過ごせる放課後の居場所づくり
先日、「子ども達が楽しく過ごせる放課後の居場所づくり」というワークショップに参加してきました。
19時から21時過ぎまで。場所は公民館のようなところでした。
集まったのは総勢20名程度、仕事終わりのビジネスマン、現役シニア、市役所職員、商工会議所職員、子ども連れのお母さん、医療介護の関係者とさまざまでした。
子ども連れで来たお母さんも参加できるよう、会場には子ども達の遊びスペースも。
子ども達は、何かよく分からない話し合いをしている大人達に興味津々になりつつも、会場内を走り回ったり、マイクを奪ったり、スクリーンの前を横切ったりと元気いっぱい。
ワークショップでは、どうしたら子ども達が心身ともに安全に、安心して成長していけるか?
そのための放課後の過ごし方は?
そのための居場所は?
親の意識のあり方は?
といった話が活発に話されました。
最後に、子ども連れのお母さんが最後のあいさつで言いました。
「今日は子ども達がご迷惑をかけました。騒いでしまい、議論の妨げになってしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした。
でも、子ども達はこんな夜まで大人達が自分達の将来のことを真剣に議論している、ということを何となく肌で感じ取っていると思います。」
印象的な締めくくりでした。
大人達の背中を見る。
昭和の時代の職場ではよく言われてきたことです。「先輩の背中を見て仕事を覚える。」
これはいまの職場では通用しなくなっているという声を聞きます。
でも、やり方や技術などはしっかり言葉で教えるにしても、仕事に対する姿勢や態度、あり方、生き方、情熱は、やはり背中を見てもらうことなのかもしれません。
そんなことを感じさせてくれたお母さんの言葉でした。